予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-):-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(ADP民間雇用者数、貿易収支、ISM非製造業景況指数)の予想が良い
- ベージュブック(地区連銀経済報告)公表
- 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
- 円安一服
- 日経平均株価の連騰ストップ
- 中東呼吸器症候群(MERS)
- ギリシャ問題の不透明感
今日の日経平均株価は、前日比で-69.67でした。
株価は、前場寄り付きはほぼ-100の下落で始まり、その後は一時150近くまで下げ幅を広げましたが、多少回復したものの、終始-圏から出ることはなく多少上下しながら、上記の前日比を迎えました。
ロイターによると、前場寄り付きは前日のアメリカ株安、日経平均株価の連騰ストップ、円安一服、ギリシャ問題、ECB理事会が控えている事などが嫌気や様子見ムードを誘発したようで、売りが先行し、日経平均株価は下落で始まった模様です。
前場は、上記のような要因から慎重な姿勢が見られ、下落はしましたが、連騰後の調整と受け取られているようで、さらなる下落は進まず、下げ渋る展開となりました。
後場は、前場のTOPIXが-で引けた事により、日銀ETF買入れ期待が出て、株価が多少上昇する場面がありましたが、大引けに向けては重要イベントをいくつか控えている事から、様子見ムードで下落する事もありました。
日経平均株価の連騰ストップに対する調整と重要イベントを控えての慎重な姿勢が如実に現れている状況だと思います。
ギリシャ問題やECB理事会の会合結果によっては、調整が続くように思われますが、買い意欲は旺盛のようですので、調整後は上がるように思われます。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
6月3日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価は、前日に続き、終日下落となりました。
ただ、急落や下落し続けるような状況ではなく、下げ渋る展開でしたので、調整局面なのではないかと思います。
重要イベントなどの外部要因にもよりますが、しばらくすれば再度上昇するのではないかと考えています。
それよりも、MERS感染拡大の報道がネットだけでなく、テレビでも報道されるようになった事で、以下の銘柄の株価が急騰しています。
- 【3161】アゼアス
- 【5199】不二ラテックス
- 【6291】日本エアーテック
- 【6946】日本アビオニクス
- 【7432】ダルトン
やはり、エボラの時と同様に、上記の銘柄に資金が集中しているようです。
状況が落ち着きそうな知らせが入ってこない限りは、それらの株価は右肩上がりとは言わないまでも、ある程度は大きく上がっていくように思われます。
こういった国が警戒するレベルの問題に絡む銘柄は、分かり易い値動きをしますね。
さて、どこまで続く事やら…。