予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-):+(目3)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標はなし
- 1ドル123円
- ユーロ圏財務相会合でのギリシャ問題解決合意に至らず
- 明日は日銀金融政策決定会合の結果は『現状維持』を決定
今日の日経平均株価は、前日比で+183.42でした。
株価は、前場寄り付きで+150以上の大幅上昇で始まり、+50以上の上げ幅を維持したまま、全体的に大きく上下してもみ合う場面が多く、上記の前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは、前日のヨーロッパ・アメリカ株高が好感され、日経平均株価は大幅上昇で始まった模様です。
前場は、大幅上昇で始まりましたが、日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとの姿勢から、大幅下落や回復する場面があるなど、株価は荒れた感がありました。
後場は、日銀会合は上記が報道された事で嫌気されて一旦下落しましたが、市場の意識は織り込み済みであったようで、その後は徐々に回復していきました。
結果、日経平均株価は本日20000円超に回復しました。
前日のアメリカ重要指標で、新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況指数が予想を上回る結果となった事で、アメリカ市場が大幅株高となり、その影響から日本市場もつられて株高となったようです。
特に、フィラデルフィア連銀景況指数が大幅上昇していました。
一方、ユーロ圏経済相会合が合意に至らなかった事から、6/22に緊急会議を開催する見通しとなり、6/25~26にもEU首脳会議が予定され、欧州でのイベント睨みになる可能性があり、来週は上値の重い展開となりそうです。
以上から、明日の日経平均株価の+の予想です。
6月19日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)
外れです。
アメリカの重要指標が非常に良かった事は、予想できませんでした。
また、ギリシャ問題がある中で、日銀会合の結果を受けて、市場が思いのほか織り込み済みの反応を示したのも、想定外でした。
もっと荒れるかなと思ったのですが…、そうはならなかったようです。
ここ最近は下げ渋る展開も多い事から、株価の動向を悲観的に捉えると予想を失敗しやすいのかもしれません。
ギリシャ問題は進展が見られませんでしたが、来週は会議がこれ絡みで2つほどあるようで、進展がみられるのかどうか、気になる所です。
といっても、デフォルトするする詐欺でしょうし、仮にデフォルト決定しても、世界経済としては織り込み済みで一時的な下落調整で済むように思います。
そんな感じになりそうな予感がします。