6月26日±予想

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(個人所得(前月比)、個人支出(前月比)、PCEコア・デフレータ(前月比/前年比)、新規失業保険申請件数(前週分))の予想が前回と同程度
  • 日本の指標(完全失業率 / 有効求人倍率、東京消費者物価指数(コア)(前年比)、全国消費者物価指数(コア)(前年比))の予想が少し悪い
  • ギリシャ金融支援協議の先行きを巡る不透明感を欧米市場が嫌気
  • アメリカ上院での大統領貿易促進権限(TPA)再可決により、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)大筋合意に向けて期待
  • 日本国内企業の第1四半期決算は良好な内容となりそうとの期待感
  • EU緊急首脳会議
  • 明日は週末

今日の日経平均株価は、前日比で-96.63でした。

株価は、前場寄り付きで-100近いの下げ幅で始まり、徐々に上昇して、ほほ前日終値まで一旦回復したものの、もみあいで上下を繰り返し、大引け付近で―100近い下がりを見せ、上記の前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは、前日とは打って変わって、ギリシャの金融支援協議をめぐる不透明感から、ヨーロッパ・アメリカ株安が嫌気された事を受け、売りが先行したことで、日経平均株価は下落で始まった模様です。

前場は、一時-100超の下落幅を示していたものの、TPP大筋合意や国内企業決算への期待感から、徐々に上昇し、前日終値に回復するかの上げとなりました。

後場は、目立った材料が無かった事で、もみあいの様相となり、株価は一進一退を繰り返していました。

明日は、ギリシャ債務問題における、6月末までの金融支援延長の是非を問う、EU緊急首脳会議の結果が出ます。

恐らく『延長する』という結果になろうかと考えます。

そうなると、市場からは非常に良い好材料として受け入れられるでしょうから、株価は上昇すると思われます。

以上から、明日の日経平均株価の+の予想です。

6月25日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

ギリシャ問題解決に不透明感が出てきているようです。

とはいっても、問題解決に前向きな姿勢はあるようですので、週末のEU緊急首脳会議は無事通過するように思います。

そうあって欲しいものです。

それにしても、世界経済は綱渡りの状態を常に続けているようなものだという事を、デフォルトの話が持ち上がる度に感じます。

大国とは言えないような1国がデフォルトしかかるだけで、どこの国の市場でももみあいや急落などが起きやすく、非常に不安定な様相を現します。

世界に多くの国があり、国々の連携によって、世界経済がちゃんと回っている事を改めて感心させられるその一方で、どこか1つの歯車が狂うだけで、全体が崩れかねないその危うさにも目が向いてしまいます。

世界経済というのは、つくづく不思議なものです。