7月15日±予想

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(小売売上高(前月比) / 小売売上高(除自動車)(前月比)、輸入物価指数(前月比/前年比))の予想が悪い
  • 中国市場の大量保有銘柄売り禁止措置実施中
  • ギリシャ支援協議でユーロ圏首脳が基本合意
  • ギリシャがサムライ債を返済
  • 明日は日銀金融政策決定会合

今日の日経平均株価は、前日比で+295.56でした。

株価は、前場寄り付きで+250以上の大幅な上昇で始まり、その後は後場中盤辺りまで安定した値動きを見せ、一時+350近い値となりましたが、大引け付近では多少の下落が起き、上記の前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは、ユーロ圏首脳がギリシャ支援協議で基本合意した事を受け、前日のヨーロッパ・アメリカ株は大幅高となり、また為替が円安に振れている事から、大きく買いが先行し、日経平均株価は大幅上昇で始まりました。

前場は、ギリシャ支援協議への基本合意が好感された事で警戒感が和らいだようで、日経平均株価も多少上下しつつも、安定した値動きを見せていました。

後場は、前場と同様に安定していましたが、大引けが意識される辺りになると、明日の4-6月期中国国内総生産(GDP)や6月中国鉱工業生産といった指標発表に対するリスク回避からか、株価は多少下落してから大引けを迎えました。

明日は、日銀の金融政策決定会合の速報が出ますが、恐らく『現状維持』となると思われ、市場への影響は問題にならないように思います。

一方、中国市場(上海総合指数やハンセン指数)の動きを見ると-圏となっているようで、明日の経済指標があまり良くない可能性があります。

そうなると、短期的に大幅上昇してきた日経平均株価は、リスク回避の動きを取られて下落する可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

7月14日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価は、大幅上昇で始まり、そのまま安定した値動きを見せました。

ギリシャ支援協議で基本合意が得られたなどの一定の進展が見られた事で、進展期待が広がっているようです。

とはいっても、まだ予断を許さない状況は変わらずのようですが…。

この流れで、いい加減ギリシャ問題に一定の回答を見つけてほしいものです。