予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(ADP民間雇用者数、貿易収支、ISM非製造業景況指数)の予想が少し悪い
- アメリカのアトランタ地区連銀総裁の発言を受けて利上げ観測が再燃
- 日本国内企業の決算ラッシュ
- 日銀が国債買い入れを通告
- 為替のドル円が1ドル124円
今日の日経平均株価は、前日比で+93.70でした。
株価は、前場寄り付きで-50未満の小幅な下落で始まりましたが、前場中盤から浮上して、その後は大きく上昇し、後場は多少上下しながら下落しましたが、上記の前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは、アトランタ地区連銀総裁の発言を受け、利上げ観測が再燃したため、戻り売りが先行し、日経平均株価は小幅な下落で始まりました。
前場は、利上げ観測がありつつも、日銀の国債買い入れオペが期待されていたため、中盤までは小幅な下げ幅の値動きを見せ、中盤以降は国債買入れが通告されたため、徐々に大きく上昇していきました。
後場は、前場で株価が高騰した事、利上げ観測が幾分か意識された事で、多少の下げが見られましたが、+100近い上げ幅となりました。
アメリカの利上げ観測が出ているものの、日銀の国債買い入れが通告された事で、株価が上がる可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
8月5日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価は、日銀の国債買い入れ通告で上がりました。
国債買い入れ効果でどこまで上昇や安定が期待できるか、見物です。
ただ、アメリカの利上げ観測が再燃してしまったのは痛い所ですね。
といっても、今年の秋頃には利上げが開始されるのではないか、との見方も以前からありましたから、実際そうなったとしても一時的に下落はするものの、織り込み済みな感じが大きいように思います。
逆に、利上げを慎重姿勢で先延ばしをし続ける方が、アメリカ経済への懸念観測を諸外国に与えかねないと思います。
アメリカは、そろそろ利上げ開始の頃合いなのかもしれません。