日経平均株価予想(2015年11月19日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(住宅着工件数、建設許可件数)の予想が前回と同程度
  • アメリカFOMC議事録公表
  • 日本の指標(通関ベース貿易収支(季調前))の予想が悪い
  • 為替のドル円が1ドル123円台
  • 明日は日銀の金融政策決定会合
  • フランスのパリで起きたテロ事件による地政学的リスク
  • アメリカ発パリ行エールフランス機2便に爆破予告やパリ北部のサンデニ地区で警察の活動中に発砲といった事件が発生して投資家心理が悪化

今日の日経平均株価は19649.18、前日比+18.55(+0.09%)でした。

株価は、前場寄り付きで+150近い上昇で始まり、前場は一時+200以上の上げ幅となったりと上げ幅を維持していましたが、後場は徐々に上げ幅を縮小させていき、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは円安傾向や政策期待などを支えに先高観から買いが進み、日経平均株価は上昇で始まりました。

前場は、日本の政策期待に加え、テロなどの地政学的リスクから遠い国ということもあり、先物買いが進んで、株価が上昇しました。

後場は、上記の事件が発生したと報じられた事で地政学的リスクが意識され、リスクオフムードとなって上げ幅を大きく縮小させました。

投資家心理を悪化させるような事件の発生、そして明日の日銀会合で現状維持の可能性がある事から、下落する可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

11月18日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価は、外部環境の改善から株価が上昇するものと予想していましたが、投資家心理の悪化を招くような事件の発生を受け、株価の上げ幅が縮小しました。

ヨーロッパは現在事件発生に非常に敏感で、投資家にとっては非常に不安感をあおられるような状況にあるようです。

ヨーロッパはもちろん、アメリカも同様に警戒を強めていると思われます。

ニュースなどの報道に注意しておいた方が良さそうですね。