日経平均株価予想(2015年11月30日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標はなし
  • 日本の指標(鉱工業生産(速報値)(前月比 / 前年比))の予想が悪いかもしれない
  • 為替のドル円が1ドル122円台
  • 円高傾向

今日の日経平均株価は19883.94、前日比-60.47(-0.30%)でした。

株価は、前場寄り付きで+50近い上昇で始まりましたが、前場は少しずつ上げ幅を縮小し、中盤に-圏へ大きく下がって一時-100以上の下げ幅となり、後場では小さく上下しつつ下げ幅を維持し、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ株高を受けて、日経平均株価は小幅な上昇で始まりました。

前場は、朝寄り付き前に発表された全世帯の実質消費支出が予想を下回った事からの消費の弱さ、日経平均株価20000円を超えられなかった上値の重さが意識され、利益確定売りに次第に押されて下落しました。

後場は、来週の欧州中央銀行(ECB)の動向を見極めたいためか、様子見ムードが出ており、下げ幅を維持したような恰好となりました。

ECBの追加金融緩和期待があってか、大幅な下落が誘発されず、比較的安定しているように思われるので、株価上昇の可能性が予想されます。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

11月27日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価は、株価20000円という上値が重く、利益確定売りと様子見ムードの流れとなりました。

日経平均株価20000円は、予想以上に重い壁のようです。

ECBによる12月の追加金融緩和実施といったような大きなきっかけが無いと、その壁を超えるのは難しいと思われます。

なので、投資家は様子見姿勢となって、値動きに乏しい状況になります。

このような状況になると、この先がどうなるか分からないため、現時点での利益確保に行きやすいですから、保有株の一部が売うられて、日経平均なども多少下落してしまいます。

動くとするなら、12/3のECB政策金利発表の直前か直後でしょう。