日経平均株価予想(2015年12月17日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(住宅着工件数、建設許可件数、鉱工業生産(前月比)、設備稼働率)の予想が少し良い
  • 日本の指標(通関ベース貿易収支(季調前))の予想が悪い
  • WTI(原油)上昇
  • FOMC政策金利発表
  • 12/18は日銀金融政策決定会合
  • 為替のドル円が1ドル121円台

今日の日経平均株価は19049.91、前日比+484.01(+2.61%)でした。

株価は、前場寄り付きで+300以上の大幅上昇で始まり、前場では前引け付近になると上昇を始め、後場ではさらに右肩上がりを示す場面があり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは原油価格が一時持ち直し、ヨーロッパ・アメリカ株高、円安になった事で、日経平均株価は大幅上昇で始まりました。

前場は、圏湯価格の回復から買戻しと明日のFOMCを前に買いが続いているようで、上げ幅を広げていく展開となりました。

後場は、前場の流れを受けて、さらに買いが進み、一時+500近い上昇を見せる場面がありました。

原油価格の下げ止まり、FOMC利上げ実施への期待、円安など、買い材料が出ている事から、上昇が予想されます。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

12月16日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価は、FOMCへの様子見が強く出て、リスク回避の動きになるかと予想したのですが、原油価格の回復兆しを発端に、真逆の展開となりました。

本日の上げ幅が+500近いという事を考えると、原油価格の回復、利上げへの期待は買い材料になる可能性が非常に大きいです。

恐らくは、市場の動向を見るに、利上げが実施されるのではないかと思います。

そうなると、明後日の日銀の金融政策決定会合でどのような結果が報道されるのか、非常に気になる所です。

会合結果が現状維持であった場合は、失望売りが出るかもしれません。

逆に、何らかの施策、例えばETF買入れを追加するといった策などを公表するのであれば、サプライズになってさらに上昇するのではないかと思います。

さて、明日のFOMC、そして日銀会合はどうなるのか、非常に気になる所ですね。