日経平均株価予想(2015年12月18日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(四半期経常収支、新規失業保険申請件数(前週分)、フィラデルフィア連銀景況指数)の予想が少し良い
  • FOMC政策金利発表で0.25%から0.5%へ徐々に利上げする事を決定
  • 明日は日銀金融政策決定会合
  • 為替のドル円が1ドル122円台
  • 円安傾向
  • 週末

今日の日経平均株価は19353.56、前日比+303.65(+1.59%)でした。

株価は、前場寄り付きで+300以上の大幅上昇で始まり、前場ではさらに上昇して一時+450ほどの上げ幅を見せ、後場では上げ幅を縮小させる場面が何度かあり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きはFOMCで利上げが決定された事で、アメリカ株高、そして円安に傾いた事から、日経平均株価は大幅上昇で始まりました。

前場は、FOMCで『緩やかな利上げ』決定によって、不透明感が払拭されて市場に安心感が出た事から、買いが進んで上げ幅を大きく広げる場面がありました。

後場は、昨日今日合わせての株価上昇に対する目先の利益確定のためか、売りが出て上げ幅を縮小させる場面がありました。

FOMC利上げが決定され、円安になった事から、明日も上昇が予想されます。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

12月17日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価は、FOMC利上げ決定という事で、円高になる事なく、無事上昇の展開となりました。

利上げ決定によって、外部環境への不透明感がある程度払拭された事から、原油価格の動向に些かの不安はあるものの、買いは進むのではないかと思います。

そして、気になるのが明日の日銀の金融政策決定会合です。

情報筋によれば、FOMC利上げ後は日銀が追加緩和に動くのは難しいとの事で、恐らく『現状維持』になる可能性が高いと思われます。

また、政策変更なども恐らく無いとの見方が大方のようで、政策の据え置きが決定されたとしても織り込み済みなので、それほど大きな影響は出ないと考えられているようです。

さて、明日の日銀会合の結果で現状維持や政策据え置きが出た場合に吉と出るか、凶と出るか、気になる所です。

悪いサプライズにならなければ良いのですが…。