予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標はなし
- 日銀金融政策決定会合で『量的・質的金融緩和の強化策』を決定
- 為替のドル円が1ドル121円台
今日の日経平均株価は18986.80、前日比-366.76(-1.90%)でした。
株価は、前場寄り付きで-50未満の小幅な下落で始まり、前場では中頃に多少下落が進み、後場では急騰して一時+500超の上げ幅を作りましたが、すぐに戻ってその後は-350以上の下げ幅を大引けに向けて拡げ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは原油安、アメリカ株安を受けて、日経平均株価は小幅な下落で始まりました。
前場は、日銀の金融政策決定会合を控え、様子見ムードが強まり、値動きの少ない展開でした。
後場は、日銀会合が強化策を発表した事で一時的に大幅急騰したもののすぐに鎮静化し、さらには下落が進んで下げ幅を拡大させました。
本日の会合結果で強化策が発表されたものの、インパクトに薄い内容であった事から失望売りも垣間見えたため、下落が予想されます。
以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。
12月18日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価は、日銀会合の結果から急騰、そして一転して大幅下落という波乱の展開となりました。
日銀会合で現状維持を予想していましたが、強化策を打ち出してくるとは思いませんでした。
強化策はこれまで行ってきた量的金融緩和(QQE)の補完措置のようで、新たなETF買入れ枠を設定したというものです。
ですが、この新たな買入れ枠は過去に買入れた株式売却額に相当する規模のようで、マネタリーベースでの緩和規模には変化なしという事から、本日の日経平均株価では失望売りが大きくなって下げ幅が拡大していったようです。
その他、今年最後の重要イベントが終わった事もあり、海外勢は休暇入り、短期筋などは手仕舞い売りを進めている可能性があり、下落に拍車をかけたのではないかと思います。
悪いサプライズにならなければ良いなぁと思ってたのですが、強化策を打ち出したにもかかわらず、何だか良くない流れですね。