日経平均株価予想(2016年1月7日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(ADP民間雇用者数、貿易収支、製造業受注(前月比)、ISM非製造業景況指数)の予想が少し悪い
  • アメリカFOMC議事録公表
  • 北朝鮮の水爆実験実施報道による地政学的リスク
  • サウジアラビアとイランの外交断絶による地政学的リスク
  • 中国市場および人民元安への懸念
  • 為替のドル円が1ドル118円台
  • 円高傾向

今日の日経平均株価は18191.32、前日比-182.68(-0.99%)でした。

株価は、前場寄り付きで+50未満の小幅な上昇で始まりましたが、前場では中盤頃に急激な下落を見せ、後場ではさらに下落が進みましたが、その後はある程度回復を見せるなどし、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株が落ち着きを見せた事から、日経平均株価は小幅な上昇で始まりました。

前場は、これまでの大幅下落に対する自律反発や買戻しで日本市場の株価が一時上昇しましたが、中国による人民元の元安水準設定が報じられた事で上げ幅が縮小し、さらに北朝鮮による水爆実験報道がされた事で、地政学的リスクが高まり、急落する展開となりました。

後場は、前場の流れを引き継いで一時-300以上の下落を見せたものの、多少回復の流れを見せる場面がありました。

高まる地政学的リスク、円高、特に中国および人民元に関する経済悪化への懸念から、売り圧力が強まりかねないため、続落が予想されます。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

1月6日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価は、前日からの中国経済の悪化懸念、さらには北朝鮮の突発的な地政学的リスク発生により、続落の展開になったようです。

このままですと、日経平均株価18000円割れが起きかねないため、警戒する動きが出ているようです。

さらに、本日の中国による人民元安の話題から、昨夏の大幅続落を連想しかねない状況のようで、非常に投資家心理が悪化している模様です。

うーん、また中国人民元に端を発するリスク回避の大きい売りが来るのやもしれません。

警戒しておいた方が良いでしょうね。