日経平均株価予想(2016年1月8日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(新規失業保険申請件数(前週比))の予想が良い
  • 1/8のアメリカの重要指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計))の予想が少し悪い
  • 中国市場でCSI300が7%下落によってサーキットブレーカーが発動で終日取引停止
  • 中国人民元安の基準値を元安水準で設定した事によって中国経済に懸念
  • 為替のドル円が1ドル117円台
  • 円高傾向
  • 週末要因

今日の日経平均株価は17767.34、前日比-423.98(-2.33%)でした。

株価は、前場寄り付きで-50以上の小幅な下落で始まり、前場では中盤頃に急落を見せてその後さらに下落し、後場では多少回復する場面が見られるも、再び下落が進み、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安、中国市場への懸念、円高傾向などから、日経平均株価は小幅な下落で始まりました。

前場は、中盤まで小幅な下げの推移でしたが、中国人民銀行が人民元基準値を元安水準に設定した事を受け、中国経済懸念から急落し、さらに中国市場で大幅下落を受けてのサーキットブレーカー発動による取引停止となった事で、日本市場は大幅下落の展開となりました。

後場は、一時-400以上の下落によって騰落レシオなどのテクニカル指標で売られ過ぎサインが出ている事から、買戻しなどで多少回復の流れを見せる場面があったものの、大引けに向けてリスク回避の売りが進み、下げ幅が拡大しました。

中国および人民元に関する経済悪化への懸念が強まっており、明日はアメリカ雇用統計の発表も控えている事、週末である事から、明日も売り圧力が続くが予想され、続落が予想されます。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

1月7日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価は、前日からの中国経済悪化懸念が投資家心理をさらに悪化させているようで、続落の展開になったようです。

そして、日経平均株価18000円割れを起こしており、さらに警戒する動きが出ているようです。

中国に端を発している下落局面ですので、収束が見られない限りは様子見しておいた方が良いでしょうね。

どこでこの局面が落ち着くのか、不明瞭で目途が立ってないような状況です。

原油価格もさらに下落し、金は大きく高騰していますから、世界経済に対して投資家は懸念を感じるようになっているのではないかと思います。

ただ、騰落レシオは80%を下回っており、売られ過ぎを示し始めていますから、どこかで反騰する可能性が高くなってきました。

騰落レシオが70%を割るようであれば、反騰の可能性がさらに高くなるため、このレシオには注視していきたいですね。