日経平均株価予想(2016年1月14日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標はなし
  • 日本の指標(機械受注(前月比 / 前年比))の予想が悪い
  • アメリカのベージュブック(地区連銀経済報告)公表
  • 中国人民銀行が香港オフショア市場で元買い介入した事で中国発の動揺が収まるとの期待
  • 為替のドル円が1ドル118円台

今日の日経平均株価は17715.63、前日比+496.67(+2.88%)でした。

株価は、前場寄り付きで+200以上の大幅上昇で始まり、その後も徐々に右肩上がりの流れを見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高、中国市場への懸念後退、円高一服感などから、日経平均株価は大幅上昇で始まりました。

前場は、テクニカル面の売られ過ぎによる自律反発から上昇し、中国人民元の基準値が前日と変わらなかった事、中国貿易統計が予想よりもそれほど悪くなかった事から、売り圧力が低下して買戻しが進んだようで、さらに上げ幅を拡大させる展開となりました。

後場は、前場の流れを受けて、徐々に買い戻しが進み、上げ幅をじわじわと広げていく恰好となりました。

中国人民銀行による為替介入の報道によって不安や懸念が一時的に和らいだ事から、投資家心理が改善したため、回復の兆しが見られ、上昇が予想されます。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

1月13日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価は、前日中国による市場への為替介入がなされた事により、状況は一時好転しているようです。

テクニカル分析の面では騰落レシオが60%を割った事もあり、反騰が発生しました。

様子見はしなくても良かったですね。

原油価格の方はまだまだ下落する可能性があるため、用心すべきです。

そうはいっても、中国の市場への介入による市場安定化が報道された事は投資家心理改善に大きい意味を持ちますので、ここらへんが転換点になる可能性があります。

良い流れに変わってくれると嬉しいですが、どうでしょうかね。