予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(小売売上高(前月比) / 小売売上高(除自動車)(前月比)、NY連銀製造業景気指数、生産者物価指数(コア)(前月比 / 前年比)、鉱工業生産(前月比)、設備稼働率)の予想が少し良い
- 日本の指標(鉱工業生産(確報値)(前月比 / 前年比))が少し悪いかもしれない
- 外部環境悪化への不安と懸念
- 参院予算委員会に出席した黒田日銀総裁の『現時点で追加緩和をする考えはない』と発言を受けて嫌気
- 為替のドル円が1ドル117円台
今日の日経平均株価は17147.11、前日比-93.84(-0.54%)でした。
株価は、前場寄り付きで+250以上の大幅上昇で始まりましたが、その後は右肩下がりに徐々に上げ幅を小さくしていき、後場では-圏へ沈み込み、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高を受けて、日経平均株価は大幅上昇で始まりました。
前場は、特別材料がある訳でもなく売られ過ぎからの自律反発である事、中国の人民元の基準値が元安水準に設定された事で嫌気され、徐々に上げ幅を小さくさせていきました。
後場は、アメリカのインテル社株価が時間外取引で下落した事で今晩のアメリカ市場に警戒感が出ており、また昼頃の黒田日銀総裁の追加緩和に関する発言から、-圏へ沈み込んで下げ幅を拡大させました。
外部環境の悪化、日銀総裁の発言、そして今晩のアメリカ市場への警戒感から、下落が予想されます。
以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。
1月15日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価は、前日の下落に対する反騰期待から上昇するものだと予想しましたが、アメリカ市場への警戒感や日銀総裁の発言により、リスク回避の売りが強く出てしまい、結果下落してしまいました。
インテル社の株価が下落する可能性がある事から、アメリカ市場に対する警戒感が出ており、不穏な感じになってきました。
また、日銀総裁の発言により、ここしばらくは政策を打ち出すといった事も無いようです。
ただ、日銀に関しては現段階で何かできるとは思えませんし、国内というより国外に株価下落の主な原因があるため、何かしら実施しても焼け石に水で意味がないのではないかと思います。
ですので、日銀総裁の発言は投資家としては織り込み済みなのではないでしょうか。
それよりも、世界最大手のインテル社株価に対して警戒感が出ている事から、そちらの方が重大なのではないかと思います。
やはり、日経平均株価は16500円辺りまで下がるんですかねぇ…。