日経平均株価予想(2016年1月29日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(耐久財受注(前月比) / 耐久財受注(除輸送用機器)(前月比)、新規失業保険申請件数(前週分)、中古住宅販売保留指数(前月比))の予想が少し良い
  • アメリカFOMCの声明文で『利上げ路線の大幅な修正は読み取れない』との見方が広がって嫌気
  • 日本の指標(完全失業率 / 有効求人倍率、全国消費者物価指数(コア)(前年比)、東京消費者物価指数(コア)(前年比)、鉱工業生産(速報値)(前月比 / 前年比))の予想が少し悪い
  • 明日は日銀金融政策決定会合
  • 原油価格(WTI)の上昇
  • 為替のドル円が1ドル118円台
  • 週末要因

今日の日経平均株価は17041.45、前日比-122.47(-0.71%)でした。

株価は、前場寄り付きで-100以上の下落で始まり、前場は直後さらに-200以上の下げ幅となるも、前引けに向けて階段状に段々と下げ幅を縮小させて+圏に浮上しましたが、後場では再度の下落と浮上を繰り返し、大引け付近で下落し、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のFOMC声明文が嫌気された事からアメリカ株安を受けて、日経平均株価は下落で始まりました。

前場は、売りが強まった事で大きく下落しましたが、売りに一巡感が出ていた事から下落が限定的であり、中国株も小幅安であった事、明日に日銀会合がある事から、買戻しが進んで回復して+圏に浮上しました。

後場は、日銀会合に向けての買戻しが一巡した様子及び今回政策を打ち出す事はしないだろうとの見方がある事から、再度売りが出て下落しました。

明日の日銀会合で何らかの対策が発表される可能性は低いとの見方から、様子見姿勢が強まる展開が予想され、また明日発表のアメリカの四半期GDP関連の予想があまり良くない事もあり、下落が予想されます。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

1月28日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価は、原油高となってきてはいるものの、FOMCの声明文から嫌気された事で、その影響から予想を外しました。

まぁ、FOMCよりも明日の日銀会合が気になっています。

ロイターなどによれば、日銀に関して『欧米中銀と同様に景気や市場に配慮し、3月以降に追加緩和期待をつなげるだろう』と言っている事から、今回は現状維持だろうと思います。

しばらくは政策期待で株価の下支えがありそうな感じがするので、3月辺りに政策打ち出しとなって今回は『何もしない』となるのではないかなと個人的にも思います。

日銀は、原油価格と中国経済に対して様子見したい所なのではないでしょうかね。

なので、明日は日銀期待に対する多少の失望売りが発生するかもしれないですし、その結果もみあうかもしれません。

ちょっと用心した方がいいかもしれません。