日経平均株価予想(2016年2月1日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(四半期GDP(速報値)(前期比年率)、四半期個人消費(速報値)(前期比)、四半期GDP価格指数(速報値)(前期比)、四半期コアPCE(速報値)(前期比)、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値))の予想が悪い
  • 日銀金融政策決定会合にて『マイナス金利』導入が決定されて好感
  • 原油価格(WTI)の上昇
  • 為替のドル円が1ドル120円台
  • 円安

今日の日経平均株価は17518.30、前日比+476.85(+2.80%)でした。

株価は、前場寄り付きで+100以上の上昇で始まりましたが、前場はその後下落して小幅安を維持し、後場では急騰して一時+600近い上げ幅となるも、すぐに急落して一時-250以上の下げ幅を見せたのち、再度大幅上昇の流れとなり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のアメリカ株高及び原油高を受けて、日経平均株価は上昇で始まりました。

前場は、企業の業績不振や鉱工業生産、消費支出など経済指標値が振るわなかった事から株価が-圏へ沈み込んだものの、日銀会合結果を控えていた事から、様子見ムードが出ており、売買が強く現れていない状況でした。

後場は、日銀会合がマイナス金利を決定した事が報じられ、株価が一時+600近くまで急騰、その直後は-250以上の下落、さらに大引けに向けて徐々に上昇していき、+450以上の上げ幅を見せました。

日銀が史上初となるマイナス金利を決定した事で市場から好感され、さらに原油価格も徐々に安定して上がってきている事から、上昇が予想されます。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

1月29日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価は、まさかのマイナス金利導入決定を打ち出すとは予想外でした。

政策の打ち出しは今回やらないんじゃないかな、と予想してましたから…。

しかも、その内容がマイナス金利導入とは思いもしませんよ。

マイナス金利導入で不動産業に関わる指数である東証J-RIET指数は、+94.47(+5.60%)ととてつもなく上昇しました。

その一方、銀行関連の銘柄は企業収益への悪影響を警戒してか、【8306】三菱UFJフィナンシャルグループ等銀行株は急落したようで、一時下げ幅を8%超に広げたようです。

マイナス金利がどれだけの期間実施される予定なのかは分かりませんが、金融業(特に銀行関連)においてはこれから厳しい時代になるかもしれません。

しかし、マイナス金利導入とはビックリです…。