日経平均株価予想(2016年2月10日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標はなし
  • 中国の春節(2/7~2/13)
  • 訪日外国人(インバウンド)による爆買い
  • 中国市場は春節のため休場
  • 企業決算ラッシュ
  • 為替のドル円が1ドル114円台
  • 円高
  • 世界経済への先行き不透明感

今日の日経平均株価は16025.94、前日比-918.86(-5.40%)でした。

株価は、前場寄り付きで-300以上の大幅下落で始まり、前場は直後に急落し、途中回復する場面もありましたが、徐々に下げ幅を拡大させ、後場ではさらにもみあって下落が進み、一時-950以上の非常に大きな下げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは世界経済の先行き懸念やアメリカの金融政策の不透明感などから、ヨーロッパ・アメリカ市場を中心としてリスクオフムードが広がり、日経平均株価は大幅下落で始まりました。

前場は、銀行、ノンバンクなどの金融セクターの収益悪化懸念で下げ止まりが全く見えない事、アメリカのシェールオイル関連企業の信用不安が出てきた事、大幅な円高進行から、リスクオフムードが強く出ており、さらに今週末はSQを控えている事もあり、先物やオプションなどの売りが加わった事で、大幅な下落へ進んだようです。

後場は、前場の流れを引き継ぎ、依然として先行きに警戒感があり、買いも強く出ていない事から、もみあいと下落を見せており、全銘柄にてほぼ全面安の展開となりました。

世界経済への先行き不透明感が出ているものの、-950以上の大幅下落に対する反発が予想され、上昇が予想されます。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

2月9日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価は、春節などの影響から株価が上がると予想しましたが、予想をものの見事に外して途轍もない大幅下落を見せつけられました。

この下落で、世界経済への先行き不安が出てきたようです。

そして、日銀のマイナス金利導入決定により、金融セクターの銀行などの収益悪化が見込まれるため、売りが進んで株価が軒並み大きく下落しているようです。

何よりも、日経平均株価の下落幅が一時-950以上となり、16000円台を割りそうになっていました。

このまま下落すると株価15000円台になって、経済不安と底値が見えない事への恐怖から、売りが売りを呼ぶ事態になるのではないかと心配します。

うーん、底値かなと思うとさらに下落する結果を見せつけられるのは、ホント怖いです。

いつになったら、上昇局面へ転換するんでしょうかね?