予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(シカゴ購買部協会景気指数、中古住宅販売保留指数(前月比))の予想が少し悪い
- 日本の指標(完全失業率 / 有効求人倍率)の予想が前回と同程度
- G20で金融市場の安定化に向けた共同声明を表明
- 為替のドル円が1ドル113円台
今日の日経平均株価は16026.76、前日比-161.65(-1.00%)でした。
株価は、前場寄り付きで+100以上の上昇で始まり、前場ではさらに上昇して一時+250以上の上げ幅となるも、前引けに向けて徐々に上げ幅を縮小させ、後場では中頃から-圏に向けて沈み込み、下げ幅を大きくして、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きはG20で政策総動員の声明が採択されて財政出動への期待が高まった事から、日経平均株価は上昇で始まりました。
前場は、G20への期待や一時的に円安になった事から、さらに大幅上昇する場面がありましたが、中国株安が警戒され、上げ幅を縮小させました。
後場は、中国市場の悪化から投資家心理を冷やしているようで、売り圧力が強まり、下落の展開となりました。
過度な下落が落ち着いてきており、本日後場の急落から反発する可能性があり、上昇する可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
2月29日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)
当たりです。
本日の日経平均株価については、予想外の中国市場悪化で、予想が的中しました。
当たったには当たったのですが、今回偶然です。
さて、G20で金融市場安定化を図るための共同声明が発せられた事で、今後ボラティリティ(変動性)が小さくなる可能性が出てきました。
経済指標値が大きく上下に振れたり、大きな続落などもある程度はなりを潜めてくれるやもしれません。
そうなると、投資家心理が肝を冷やされる事も少なくなり、安心して買いやすい市場になるかもと期待しています。
そうはいっても、具体的な政策を実施するまでは時間がかかりますし、そのような状況に落ち着くには暫くかかりそうですけどね。
何はともあれ、これで日経平均など指標値の底値が見えてきそうな感じではないでしょうか。
G20の活躍に期待したい所です。