予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(輸入物価指数(前月比 / 前年比))の予想が少し良い
- 日本の指標(機械受注(前月比 / 前年比))の予想が悪い
- 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表でゼロ金利と追加金融緩和を決定
- ECBドラギ総裁の『これ以上利下げの意志はない』発言で嫌気
- 3/14~3/15に日銀の金融政策決定会合
- 原油価格(WTI)の上昇
- 為替のドル円が1ドル113円台
今日の日経平均株価は16938.87、前日比+86.52(+0.51%)でした。
株価は、前場寄り付きで-250以上の大幅下落で始まり、前場では下げ幅を徐々に縮小させ、後場では+圏へ浮上してさらに上昇し、一時+150以上の上げ幅を見せるも、大引けに向けては上げ幅を縮小させていき、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ株安及びアメリカ株横ばいで、ECB発表の金融政策と総裁発言を受けての円高から、日経平均株価は大幅下落で始まりました。
前場は、為替のドル円が円安に転じ始めた事で先物に買いが入った事から、徐々に株価の回復が見られ、下げ幅を縮小していきました。
後場は、+圏への回復が進んだ事から、一時的に上げ幅を大きくする場面が見られました。
来週は日銀の金融政策決定会合が控えているものの、-圏から+圏へ徐々に大きく株価が回復した事を踏まえると、さらに上昇する可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。
3月11日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価については、ECB理事会のゼロ金利や追加金融緩和、ドラギ総裁の発言などは全く予想できませんでしたが、結果として当たりました。
ECB理事会で何かあると良いなぁと思っていましたが、そうした政策を打ち出してくるとは思いませんでした。
さらに、折角上昇しかけていた株価に冷水をかけるような発言があったのもビックリです。
今回、ECB総裁発言に過剰に反応してしまった感があるようで、本日の株価から警戒感などは払拭されたのではないかと思われます。
さて、来週は3/14~3/15に日銀会合を控えています。
恐らく、日銀の金融政策については、しばらく現状維持になる思われ、大きな動きはないと思います。
アメリカのFOMCにおいても、同様ですね。
なので、多少の様子見ムードで売買が控えられる事はあっても、大きく警戒されて大きな売りが出るような動きになはらず、安定した流れに向かう可能性が大きいと見ています。
まぁ、そうなってほしいという願望が大きいですが…。
とりあえず、暫くは多少安定した株の値動きがあるのはないかな、と考えています。