日経平均株価予想(2016年3月28日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(四半期GDP(確報値)(前期比年率)、四半期個人消費(確報値)(前期比)、四半期GDP価格指数(確報値)(前期比)、四半期コアPCE(確報値)(前期比))の予想が少し悪い
  • 原油(WTI)高
  • 為替のドル円が1ドル112円
  • イースター休暇(アメリカ:3/25~3/27、香港:3/25~3/28)

今日の日経平均株価は17002.75、前日比+110.42(+0.65%)でした。

株価は、前場寄り付きで+50以上の小幅な上昇で始まり、前場では上下に振れつつ大きく上昇しては上げ幅を縮小させ、後場では小刻みに上昇しつつ一時+100以上の上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ株安やアメリカ小幅高であったものの、原油価格の持ち直し、円相場の回復が見られた事から、日経平均株価は小幅な上昇で始まりました。

前場は、2月の全国消費者物価指数が市場予想に届かなかった事で日銀の追加金融緩和といった政策への期待が出ており、またイースター休暇で海外勢から売りが出なかった事、さらには3月期末の権利期待の買いがある事から、株価上昇の場面がありました。

後場は、配当などを目当てとした権利取りの買いが来週月曜日3/28まで続くと見られ、そうした買いが入っているためか、堅調な推移を見せていました。

アメリカ四半期GDP関連値があまり良くないものの、3月期末の権利取りの買いなどがあるため、上昇する可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

3月25日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価については、日銀への政策期待が高まった事、原油価格や円相場の改善が読めなかった事で、予想が外れました。

前日の原油価格は大きく下がってきていたのに、本日は回復傾向にありました。

円相場も円高から円安方向に傾いたようで、なかなか読み難い流れです。

さて、3/28の権利付最終日以降は海外勢も休暇から戻ってくるでしょうから、どのような流れになるか気になる所です。

アメリカ経済指標値次第で為替などの相場が上下に振れる可能性があるようで、今後も神経質な相場が続きそうだそうです。

落ち着いた相場を望みますが、なかなかそうなりませんね…。