予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標はなし
- 日本の指標(機械受注(前月比 / 前年比))の予想が悪いかもしれない
- 日本政府高官の口先介入
- 為替のドル円が1ドル108円
- 円高一服
- 原油(WTI)高
今日の日経平均株価は15821.52、前日比+71.68(+0.46%)でした。
株価は、前場寄り付きで-150以上の下落で始まり、前場では一時-250以上の下げ幅となるも、その後は徐々に回復し、後場では上げ幅を拡げて一時+250以上になりましたが、大引けに向けて上げ幅が縮小し、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安、一時的に1ドル107円台となった円高から、日経平均株価は大幅反落で始まりました。
前場は、急速な円高進行およびその影響による企業業績の悪化に警戒感が強く出た事から、売りが大きく出たものの、公的年金による買い観測や思惑が広がったようで、株価回復が見られました。
後場は、政府高官の口先介入があったようで、売りにくいかつ買戻しの地合いに変わった事から、上げ幅を拡大させる場面がありました。
政府高官の口先介入で円高が一服した事、3/14~3/15にG20財務相の中央銀行総裁会議が予定されている事から、期待や思惑がありそうな感じなので、上昇の可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。
4月8日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)
外れです。
本日の日経平均株価については、円高が一服した事、政府高官の口先介入があった事から、下落の予想が当たりませんでした。
まぁ、予想は当たらなかったものの、今回の円高一服で円相場の改善へ繋がってくれれば良いかな、と思います。
日本経済への先行き不安がやたら強いので、少しでも和らいでほしいものです。
さて、気になるのは政府高官の口先介入ですが、どうやら菅官房長官と麻生財務相が現在の円高進行を牽制するような発言をしたようですね。
官房長官、財務相ともに 『場合によっては必要な措置を取る』との姿勢を示した模様で、その後は円安に変わっていきました。
もしかしたら、これで来週以降は良い方向に流れが変わるやもしれませんね。
期待したい所です。