日経平均株価予想(2016年4月27日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの重要指標(耐久財受注(前月比) / 耐久財受注(除輸送用機器)(前月比)、S&P / ケースシラー住宅価格指数(前年比)、CB消費者信頼感指数)の予想が少し良い
  • アメリカFOMC政策金利発表(4/28)
  • 日銀金融政策決定会合(4/28)
  • 原油(WTI)価格の一服
  • 為替のドル円が1ドル110円
  • 円安一服
  • 企業決算ラッシュ(4/25~5/16)

今日の日経平均株価は17353.28、前日比-86.02(-0.49%)でした。

株価は、前場寄り付きで-50以上の下落で始まり、前場では前日終値付近まで下げ幅を縮小させる場面があったものの、大きく下落して一時-200以上の下げ幅となり、後場では徐々に下げ幅を縮小させ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のアメリカ株安、円安や原油価格の一服などにより、日経平均株価は下落で始まりました。

前場は、アメリカ・日本の金融会合を控えている事からポジション調整売りが行われている模様で、上下にあまり振れませんでしたが、麻生財務相の2016年度補正予算案について、『景気浮揚効果を加味する考えはない』との認識を示した事から、前引けに向かって-200以上の下げ幅に広がりました。

後場は、FOMCや日銀の金融会合への政策期待に加え、前場の大幅下落に対する押し目買いからか、下げ幅を徐々に縮小させていきました。

明後日に控えるFOMCや日銀への政策期待や思惑から、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

4月26日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、FOMCや日銀会合を控えての様子見姿勢が出ていた事から、下落の予想が当たりました。

ただ、麻生財務相の補正予算案に対する上記の発言が出てくるとは思いませんでした。

この発言が無ければ、もしかしたら上昇の結果となっていたかもしれません。

さて、近づいてきたFOMCや日銀の金融会合も気になりますが、昨日から企業決算ラッシュが始まっています。

アメリカでもアップル社の決算について気がかりで、動きにくいようです。

決算結果、特に日本国内のものが宜しくない可能性があるため、ラッシュピーク時は気を付けないといけませんかね。

そういえば、日経平均株価の5日移動平均線が25日線、75日線それぞれをゴールデンクロスをしており、さらに25日線と75日線がゴールデンクロスしそうになっているようです。

うまくクロスすれば、上昇方向への大きな期待が出てくるやもしれません。

そうなってくれると嬉しいですね。