予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(四半期GDP(速報値)(前期比年率)、四半期個人消費(速報値)(前期比)、四半期GDP価格指数(速報値)(前期比)、四半期コアPCE(速報値)(前期比)、新規失業保険申請件数(前週分))の予想が少し悪い
- 4/29のアメリカの重要指標(個人所得(前月比)、個人支出(前月比)、PCEコア・デフレータ(前月比 / 前年比)、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値))の予想が少し悪い
- アメリカFOMC政策金利発表の声明で景気判断『引き下げ』及び利上げ見送り
- 日銀金融政策決定会合で『現状維持』に決定で失望売りから急落
- 為替のドル円が1ドル108円
- 急激な円高
- 企業決算ラッシュ(4/25~5/16)
- ゴールデンウィーク(4/29~5/8)
今日の日経平均株価は16666.05、前日比-624.44(-3.61%)でした。
株価は、前場寄り付きで+150近い上昇で始まり、前場ではさらに上昇して一時+250以上の上げ幅になりましたが、後場では急落して一時-600以上の下げ幅となり、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高、円安や原油高などにより、日経平均株価は上昇で始まりました。
前場は、本日昼頃発表の日銀金融政策決定会合を控えており、それに対する期待と思惑から、上げ幅を徐々に広げていきました。
後場は、日銀会合で『現状維持』が発表された事が嫌気され、失望売りを招き、先物や株価などが急落しました。
今回の日銀会合で期待が剥落し、さらに国内外の企業決算への警戒もある事から、続落する可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。
4月28日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、日銀金融政策決定会合の予想を外し、上昇の予想が当たりませんでした。
もしかしたらの悪い予想の方が当たってしまいました。
しかも、急落の流れも当たりましたね、ハハハ…。
こうなってしまうと、日銀の政策期待が下支えしていた株価や指数は支えを無くし、そこへ結果の悪そうな企業の決算ラッシュの追い打ちという形になる可能性が高いです。
来週は本日の大幅下落に対する反騰が多少あるかもしれませんが、企業決算ラッシュを控えている、ゴールデンウィーク中などの理由から、買いに乏しく、手仕舞い売りなどする可能性があります。
5月初旬は期待できそうにない展開となりそうですね。
それにしても、日銀会合メンバーは一体何を考えているのやら…。
こういった要所要所で何もせずに現状維持にするから、結局自分達で上昇に転じそうな良い相場を生かせない所か、梯子外しの反動で流れを悪い方向に壊してすらいるように見えます。
大事な所で動かないで、慎重姿勢及び注視ばかりする日銀にはがっかりです。