予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計))の予想が少し悪い
- 為替のドル円が1ドル106円
- 円高
- 企業決算ラッシュ(4/25~5/16)
- ゴールデンウィーク(4/29~5/8)
今日の日経平均株価は16106.72、前日比-40.66(-0.25%)でした。
株価は、前場寄り付きで+50以上の上昇で始まりましたが、前場では直後さらに下落し、一時-150以上の下げ幅を見せたものの、後場では下げ幅を少しずつ小さくしていき、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは直近の急激な下落に対する反動から、日経平均株価は上昇で始まりました。
前場は、円高や企業決算などへの警戒感、さらには本日発表のアメリカ雇用統計に対する懸念から、直後に-圏へ沈み込み、その後は徐々に下落が進んでいきました。
後場は、日経平均株価16000円近辺で推移している事からの株価割安感、日銀の追加緩和思惑、さらには安倍首相の欧州歴訪からの政策期待などから、買戻しが多少進み、下げ幅を徐々に縮小させる展開となりました。
アメリカ雇用統計の予想が少し悪い事から、その影響を受ける可能性があり、下落の可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。
5月6日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、大幅下落に対する反騰予想は今朝の値動きを見て良かったのですが、円高、企業決算、アメリカ雇用統計など懸念への考慮が足らず、上昇の予想が当たりませんでした。
意外にも、大幅下落にはなりませんでしたね。
まぁ、アメリカの新規失業保険申請件数が予想よりも増えていた事を考えると、今回の雇用統計に良い結果は期待できないでしょう。
NYダウ等のアメリカ経済指標値が下落する事になれば、その影響を受けて日経平均株価は15000円台に大きく沈み込んでしまうかもしれません。
主要企業の決算もあまり期待できない可能性があり、また警戒もされているため、まだまだ下落するかもしれません。
この流れが変わる可能性があるとすれば、決算発表ラッシュが終わって日本政府の補正予算案が成立するであろう、5/17ではないでしょうか。
5/26~6/27の伊勢志摩サミットもそれまでに意識されるはずですし、財政出動として日銀が動かなかった事で、代わりに政府が何かしら理由をつけて動く可能性があります。
5/17を境に流れが変わるかどうか、日銀や政府の動向に要注目ですね。