予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの重要指標(NY連銀製造業景気指数、対米証券投資収支)の予想が悪い
- 日本の指標(鉱工業生産(確報値)(前月比 / 前年比))の予想が良いかもしれない
- 浅川財務官が『状況次第で為替介入に踏み切る』旨の発言
- 為替のドル円が1ドル108円
- 企業決算ラッシュはピークアウト
今日の日経平均株価は16466.40、前日比+54.19(+0.33%)でした。
株価は、前場寄り付きで-50未満の小幅な下げで始まり、前場では大きく上昇していき一時+200以上の上げ幅となり、後場では中頃まで上げ幅を維持していたものの、大引けに向けて上げ幅を縮小させていき、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前週末のアメリカ株安が少し嫌気されたためか、日経平均株価は小幅な下落で始まりました。
前場は、企業決算ピークを前週末に迎えた事、財政出動や消費増税先送りなどの政策期待が根強くある事から、大きく上昇して一時+200以上の上げ幅を見せました。
後場は、中頃に為替介入への要人発言が伝わったものの、円安にあまり振れなかった事から、上値の重さが意識されて戻り売りが強く出た事により、上げ幅を縮小させていきました。
企業決算ラッシュのピークアウトを迎えたものの、上値の重さが意識され、本日のアメリカ経済指標予想値も良くない事から、下落の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。
5月16日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、企業決算ラッシュ一巡による安心感や政策期待などが読めなかった事から、下落の予想が当たりました。
円高による企業決算ラッシュが終わるとなっただけで、一時的に大きく上昇した事を考えると、決算内容はかなり織り込み済みなんでしょうかね。
企業決算に関しては、悪い結果を大きく意識する必要性はなさそうです。
決算内容からあまり悲観的な感じにはならず、むしろ株価が安くなった事で高かった銘柄への押し目買いチャンスになったのでしょう。
そして、5月末には伊勢志摩サミットも控えている事から、その時期に向けて特にサミット関連の銘柄が買われている可能性が大きいですね。
6月に向けて、日経平均株価が上昇する局面を期待できるかもしれません。