日経平均株価予想(2016年6月2日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(ISM製造業景況指数、建設支出(前月比))の予想が前回と同程度
  • アメリカのベージュブック(地区連銀経済報告)公表
  • 首相会見で『10%消費税引き上げの再延期』を正式表明する見込み
  • 為替のドル円が1ドル109円
  • 円高

今日の日経平均株価は16955.73、前日比-279.25(-1.62%)でした。

株価は、前場寄り付きで-100以上の下落で始まり、前場では前引けに向けて少しずつ下げ幅を縮めていましたが、後場では中頃に大幅下落を見せ、一時-300以上の下げ幅となり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安や為替のドル円が弱含んだ事から、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、為替が1ドル111円台から110円台になった事、さらには今晩の国会会期末における安倍首相会見やOPEC総会など重要イベントに対する様子見姿勢からか、上値の重い展開となりました。

後場は、中盤に差し掛かった頃に、安倍首相の会見前の利益確保の動きからか、日経先物にさや寄せする形で大幅下落する場面が見受けられました。

今晩の安倍首相会見にて消費増勢先送りの発表が見込まれており、そうなると財政出動の規模も縮小される可能性があり、下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

6月1日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、今晩の首相会見にて消費増税先送りとなった場合に、財政出動も縮小される可能性がある事を理解していなかった事、会見前の利益確保の動きが読めなかった事から、上昇の予想が外れました。

会見前の利益確定売りがこんなにでかく出るとは…。

前日のアメリカ市場でリバランス売りは大した事なかったのでしょうかね。

NYダウを見ても、大幅下落とまでは言えない程度の下落でした。

それよりも、今晩の安倍首相会見で消費増税先送りはほぼ確定のようですが、それに伴う衆院解散やダブル選挙選の可否や2次補正予算の規模に焦点が行くようですね。

特に財政出動の概要と規模には注目ですね。

これに関して、どのような発言があるのかが見所ではないでしょうか。