予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(ADP民間雇用者数、新規失業保険申請件数(前週分))の予想が少し良い
- 石油輸出国機構(OPEC)総会
- 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
- 明日はアメリカ雇用統計
- 為替のドル円が1ドル108円
- 円高
- 週末要因
今日の日経平均株価は16562.55、前日比-393.18(-2.32%)でした。
株価は、前場寄り付きで-100以上の下落で始まり、前場では徐々に下落を続け、後場では一時-400以上の下げ幅を見せたものの、その後は下げ止まり、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは為替のドル円が強含んで円高進行となっている事から、日経平均株価が下落で始まりました。
前場は、前日の安倍首相会見で、具体的な経済対策が示されなかった事によって海外勢の一部から失望売りを招いた事、消費増税延期によって日銀による追加緩和の緊急性が弱まった事などが嫌気され、徐々に大幅な下落を招く展開となりました。
後場は、下落は止まったものの、アメリカ経済指標値、OPEC総会やECB理事会など重要イベントを控え、様子見ムードからか、上値の重い展開で終わりました。
今晩のECB理事会でイギリスのEU離脱問題が再燃するようであれば、世界経済への不安を誘う形になるかもしれず、週末要因もある事から、下落の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。
6月2日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、消費増税先送りの予想は当然として、財政出動に関する内容が具体的でなかった事が嫌気された事は予想できなかったものの、下落の予想が当たりました。
前日の会見では、てっきり選挙選と財政出動に関して何かしら具体的な事を言及するかと思ったのですが、なかったようですね。
まぁ、前回と今回の会見を比べると、消費増税は確実に行うと言っておきながらしなかったり、と言ってる事とやっている事がズレてきていますから、そのズレをどう国民に説明、言い訳するかなどで大変なんでしょうね。
やはり、こうした状況になってしまった一番の原因は最初の消費増税でしょうかね。
それをやってしまった時点で、アベノミクス政策は腰折れしてたのではないでしょうか。
さて、直近で危ぶまれているのはECB理事会でのイギリスEU離脱問題でしょうか。
イギリスがEUを離脱する観測が強くなった場合は、その影響が日本やアメリカ市場にも波及するでしょうから、さらに下落を招きかねない事態になるでしょう。
今晩のECB理事会がどうなるか、ちょっと心配ですね。