日経平均株価予想(2016年6月6日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(貿易収支、非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計)、ISM非製造業景況指数、製造業受注(前月比))の予想が前回と同程度
  • 為替のドル円が1ドル108円
  • 円高

今日の日経平均株価は16562.55、前日比-393.18(-2.32%)でした。

株価は、前場寄り付きで+50未満の小幅な上昇で始まり、前場では一時+150ほどの上げ幅を見せるも、徐々に縮小させていき、後場では小幅な上げ幅を維持しつつも上下の多い値動きをし、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高が好感され、日経平均株価が小幅な上昇で始まりました。

前場は、先行して買いが入った事により一時的に株高となったものの、海外勢からアベノミクス失敗との受け止め方をされている感があり、為替も円高になっている事から、前引け付近で一時-圏へ沈む場面が見られました。

後場は、今晩のアメリカ雇用統計を控えての様子見ムードからか、上値を目指す展開とはならず、小幅な値動きを上下にしている展開となりました。

前日のADP民間雇用者数が予想と同じでしたので、今晩の雇用統計も予想とほぼ同じとなりそうな事から、過度な売りは招かないと思われ、上昇の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

6月3日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、イギリスのEU離脱是非問題よりも、海外投資家達のアベノミクス失敗の受け止めや為替の円高、アメリカ雇用統計の方が問題のようで、下落の予想が当たりませんでした。

まぁ、アメリカ雇用統計も控えていたので、様子見ムードから下落が進むとも思っていたのですが、意外にも株価は上昇でした。

今晩の雇用統計は予想と同程度でしょうから、前回とそんなに変わりはないと考えます。

むしろ、円相場が強含んでいる状況が良くないですよね。

日経平均株価も17000円以上に上がると、結局戻ってきてしまいますしね。

この節目を超えて維持できるほどの状況にならないと、当分は行ったり来たりなんでしょうね。

そういえば、6/23にはイギリスのEU離脱是非を問う国民投票のようですね。

この日に近づくと、投資家達が反応を見せるので、その頃にはどうなっているのやら…って思います。

良い材料となるなら問題ありませんが、悪い事態のきっかけ、つまり呼び水にならなければ良いのですが…。