予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標はなし
- 6/3に発表されたアメリカ雇用統計の結果が予想を大きく下回った事から急速な円高進行
- 為替のドル円が1ドル107円
- 円高
今日の日経平均株価は16580.03、前日比-62.20(-0.37%)でした。
株価は、前場寄り付きで-250以上の大幅下落で始まり、前場では一時-300以上の下げ幅を見せたものの、その後は徐々に下げ幅を縮小させ、後場も同様の値動きで、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは先日の急速な円高が嫌気され、日経平均株価が大幅下落で始まりました。
前場は、売り一巡後に主力銘柄への押し目買いが入った事、また菅官房長官による『為替の安定が極めて重要』と円高に対する牽制があった事で、円高一服となった事から、徐々に下げ幅を縮めていきました。
後場は、前場同様の流れから、さらに下げ幅を縮めました。
アメリカ雇用統計の影響によって1ドル108円台から106円台まで急激な円高が進行しましたが、本日1ドル107円台まで回復が見られた事から、円高一服したと見られ、上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
6月6日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、アメリカ雇用統計の予想を下回る結果を受けての為替の円高動向が予想できなかった事から、上昇の予想が当たりませんでした。
先日のADP民間雇用者数は前回と同程度で問題なかったのですが、雇用統計が予想を大きく下回る結果だったのは本当に予想外でした。
さらに、その結果を受けて、アメリカ市場は多少の影響しか受けていないにもかかわらず、日本市場では為替で急激な円高が進行するなど、もう何が何だか分からない動きをしていました。
今回の雇用統計で、アメリカの早期利上げ観測が後退したようで、これほどの円高にもかかわらずリスクオフムードになっているかというと、そうでもないらしいです。
売りにしても買いにしても明確な材料が無いため、今後の流れが読み難いのかもしれません。
ただ、依然として為替にらみの相場が続いており、今後も続くでしょうし、為替の動向に対してかなり敏感になっているかもしれません。
為替には要注意ですね。