予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標はなし
- 日本の経済指標(四半期GDP(改定前)(前期比 / 前期比年率)、四半期GDPデフレータ、国際収支-経常収支、国際収支-貿易収支)の予想が少し良い
- アメリカ早期利上げ観測の後退
- 為替のドル円が1ドル107円
今日の日経平均株価は16675.45、前日比+95.42(+0.58%)でした。
株価は、前場寄り付きで+50以上の上昇で始まり、前場では一時-50近いの下げ幅となったものの、その後は徐々に上昇し、後場では一時+100以上の上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高や円高一服が好感され、日経平均株価が上昇で始まりました。
前場は、市場参加者が少なく、今週末のメジャーSQ(特別清算指数)への警戒からか、一旦-圏へ沈み込む場面がありましたが、その後は徐々に上げ幅を回復させていきました。
後場は、前場の回復の流れから、さらに上げ幅を拡げました。
アメリカ雇用統計によって利上げ観測が後退した事、円相場が一服して円安になった事、さらに日本の四半期GDPの予想が良い事から、多少リスクオンの状況になるかもしれず、上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
6月7日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、円高一服による安堵感を予想に考慮した結果、上昇の予想が当たりました。
予想が何とか当たりましたね。
アメリカ市場も雇用統計の結果から早期利上げ観測が後退した事で、多少リスクオンしやすくなったのではないかと思われます。
とはいっても、依然として日本市場は為替にらみの相場が続いています。
ですので、今週末にメジャーSQを控えている手前、これは短期的な上昇になるやもしれません。
来週には、6/15~6/16に日銀金融政策決定会合、6/16にFOMC政策金利発表があります。
市場の期待に応える政策を会合で打ち出してほしいのですが、先日の首相会見で経済対策を今秋に講じる予定と述べていた事から、今回の会合では現状維持になる可能性が高いです。
そうなると、失望売りを招く可能性が高く、それを受けて為替の動向も円高に傾く可能性があり、来週は重要イベントであるだけに正直心配な所です。
…、来週は危ういかもしれませんね。