日経平均株価予想(2016年6月14日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標はなし
  • 日本の経済指標(鉱工業生産(確報値)(前月比 / 前年比))の予想が悪いかもしれない
  • イギリスのEU離脱是非の世論調査で離脱リスク
  • アメリカのフロリダ州で銃乱射事件
  • 為替のドル円が1ドル106円
  • 円高
  • 6/15~6/16は日銀金融政策決定会合
  • 6/16はFOMC政策金利発表

今日の日経平均株価は16019.18、前日比-582.18(-3.51%)でした。

株価は、前場寄り付きで-250以上の大幅下落で始まり、前場では徐々に下落していき、後場ではさらに緩やかに下がり続けて-550以上の下げ幅となり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安を受けて、日経平均株価が大幅下落で始まりました。

前場は、イギリスのEU離脱是非を問う住民投票を巡っての世論調査において離脱支持が大きかった事から、EU離脱リスクが意識され、アメリカでは銃乱射事件が発生した事で不安感が出ており、その影響などもあってかリスク回避の売りから徐々に下落幅を大きくしていきました。

後場は、前場の流れを受けて、さらにリスク回避の売りが強まっているためか、押し目買いも大きく入らず、さらなる下げで-550以上の下げ幅を見せました。

アメリカ銃乱射事件やイギリスEU離脱是非問題などにより、リスク回避の売りが非常に大きく出た事で、一時的な大幅下落からの反騰があり得ることから、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

6月13日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、イギリスEU離脱問題やアメリカ銃乱射事件などが不安を大きく駆り立てた事から、その結果としてリスク回避売りの引き金になったようで、下落の予想が当たりました。

その前には、不安要素や様子見姿勢の原因となっているであろう、日本及びアメリカの両金融会合がある事もこうした大幅下落を招く一因でしょう。

EU離脱の是非を問う投票日は6/23のようです。

来週の木曜日ですので、当日までまだ日数がありますから、状況が変わる可能性が多いにあります。

ロイターなどによれば、現時点の世論調査では離脱支持が55%、残留は45%なのだそうです。

EU離脱是非の問題は後回しにして、当面は金融会合を重要視しべきでしょう。

金融会合の結果が報道されるのは明後日ですが、日銀の方は現状維持になってそうで、怖いですね。