予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(住宅着工件数、建設許可件数)の予想がまちまち
- 日本の経済指標(通関ベース貿易収支(季調前))の予想が悪いかもしれない
- イギリスEU離脱是非問題で離脱リスクが後退(6/23投票日)
- 為替のドル円が1ドル104円台
- 円高
今日の日経平均株価は15599.66、前日比+165.52(+1.07%)でした。
株価は、前場寄り付きで+200近い大幅な上昇で始まり、前場では中頃に一時+350近い上げ幅を見せたものの、上げ幅を多少縮めて、後場ではゆるやかに下げ幅を縮め、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高、円高一服を受けて、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。
前場は、イギリスのEU離脱問題で離脱可能性が後退した事を受け、リスク回避ムードが和らいだ事から、円高一服を好感して、一時的に上げ幅を拡大する場面がありました。
後場は、EU離脱危機が消えたわけではない事から、大引けに向けては円相場の強含みを受けて、上げ幅を少し下げる展開となりました。
イギリスEU離脱問題が一時的に後退したものの、依然として為替に影響を与えており、それがボラティリティに現れている事から、下落の可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。
6月17日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、前日イギリス労働党のEU残留派の女性議員が離脱派とみられる男に射殺された事件が発生し、その事件を受けて同情票が残留派に流れるとの思惑からリスク回避ムードが和らぎ、下落の予想が当たりませんでした。
EU離脱問題が、とんでもない事件にまで発展してしまいました。
この事件によって同情票が集まるかもしれませんが、残留、離脱、どちらになってもおかしくない状況ですので、投票日6/23を迎えるまではどうなるかは分かりません。
もし、残留となれば、安心感が広がり、リスクオフからリスクオンに一気に傾き、これまでの売りが大きかった分、大きな買戻しが発生して上昇局面に繋がるような気がします。
逆に、離脱となった場合はイギリス国内の外国企業や団体が撤退する可能性があり、そうなるとイギリス経済への懸念が大きくなり、さらにはEUの一部の国でも離脱を叫ぶ声が出る懸念が出てきてしまうかもしれません。
そう考えると、イギリスのEU離脱問題は残留が最も良い結果なのでしょうが、実際どうなるでしょうかね。
今回のイギリスの件はEU崩壊を招くきっかけになる可能性をも秘めているため、離脱となった場合は先行きが怖いですね。