予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(耐久財受注(前月比) / (耐久財受注(除輸送用機器)(前月比))、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値))の予想が悪い
- イギリスのEU離脱是非問題(ブレグジット)の投票で『離脱』の結果
- 日経平均株価が15000円割れ
- 為替のドル円が1ドル102円台
- 円高
今日の日経平均株価は14952.02、前日比-1286.33(-7.92%)でした。
株価は、前場寄り付きで+100近いの上昇で始まり、前場では中頃に-圏に大幅下落し、再び+圏まで回復したものの、再び-圏へ大きく下げ、後場では急落して一時-1350以上の下げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高、円高一服、イギリスのブレグジットの世論調査で残留の期待があった事から、日経平均株価が上昇で始まりました。
前場は、最初ブレグジットの投票で残留が意識されていたために+100以上の上げ幅でしたが、開票が進むにつれて徐々に離脱が強まってくると、リスク回避売りにより、上下の激しい乱高下が起き、前引けに向けては大幅下落する展開となりました。
後場は、イギリスのEU離脱の結果が濃厚になってきた事で、売りが進んで-1350以上の非常に大きな下げ幅となり、それによって心理的節目の15000円割れを起こし、2014年10月21日以来のおよそ1年8ヶ月ぶりの安値を付けました。
今回のイギリス投票の件によって非常に大きな下落となった事から、一時的な反騰の可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。
6月24日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。(TxT)
本日の日経平均株価についてですが、ブレグジットの投票予想を残留としていましたが、結果は離脱で予想を外した事から、上昇の予想が当たりませんでした。
本日は、歴史が動いた日ですね。
イギリス国民における投票の結果としてEU離脱が決まってしまいました。
完全なEU離脱には、色々な手続きなどが必要で約2年ほど期間が必要らしく、当分先の話なのだそうです。
ですが、離脱意思が確定した事で、今後はイギリス国内にある外国企業や資本の撤退、金融業界の消極的投資、銀行の貸し渋りや流出などが考えられ、世界経済の不透明感がさらに増した状況になるのではないでしょうか?
そして何より、他EU加盟国で離脱運動のきっかけにならないか、という懸念が湧いてきます。
まだ離脱はしていませんが、実質離脱の前例を作ってしまった形ですから、今後EUの動向には要注意だと思われます。
また、この記事を記述している最中に、イギリスのキャメロン首相が辞任の意向を表明したらしく、今後イギリスはどうなっていくのかにも要注意です。
これから、イギリス並びにEU諸国、ひいては日本やアメリカの経済はどのように変化していくのでしょうか?
悪い方向へ転がらないよう、切に願うばかりです。