日経平均株価予想(2016年6月29日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(四半期GDP(確報値)(前期比年率)、四半期個人消費(確報値)(前期比)、四半期GDP価格指数(確報値)(前期比)、四半期コアPCE(確報値)(前期比)、S&P / ケースシラー住宅価格指数(前年比)、CB消費者信頼感指数)の予想が少し悪い
  • 為替のドル円が1ドル102円台
  • 円高

今日の日経平均株価は15323.14、前日比+13.93(+0.09%)でした。

株価は、前場寄り付きで-200以上の大幅下落で始まり、前場では一時-300以上の下げ幅を見せたものの、下げ幅の急激な縮小が発生し、後場では+圏に浮上した後に一時+100以上の上げ幅を見せ、大引けに向けて上げ幅を縮小させ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安、円高であった事から、日経平均株価が大幅下落で始まりました。

前場は、イギリスショックの影響が残っている事から、リスク回避売りが進み、株価の下げ幅を大きくしましたが、イギリスのブレグジットに対する緊急の経済財政諮問会議にて、安倍首相が『引き続き株式・為替市場をしっかり注視する』との発言があった事から、景気対策などへの期待感が出て、急激に下げ渋って大きく回復していきました。

後場は、前場の要人発言に対する期待感が続いたようで、徐々に上げ幅を拡げていきましたが、大引け近くでは上げ幅を縮小させました。

投資家心理が悪化している最中、本日のような政策期待が出てくる事が予想されるため、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

6月28日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、今朝の状況は予想通りでしたが、要人発言による政策期待で投資家心理の改善が図られた事が想定できなかった事で、下落の予想が当たりませんでした。

突発的な要人発言は、予想できないですね。

これは致し方無い事だと考えます。

イギリスショックの影響がまだ残っている事から、日本政府や日銀は、株価、先物、為替などの変動に対して、姿勢や政策の発言などから牽制したいようですね。

要人発言や政策期待などで市場や投資家心理の改善を図っていきたいのではないかと思われます。

これ以上下落すると、アベノミクスを推し進めて株価を上昇させてきた政府としては、かなり厳しい立場に置かれるでしょうからね。

今後は、政府または日銀などの要人発言や政策期待の報道などがしばしばされるかもしれません。