日経平均株価予想(2016年6月30日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(個人所得(前月比)、個人支出(前月比)、PCEコア・デフレータ(前月比 / 前年比)、中古住宅販売保留指数(前月比))の予想が少し悪い
  • 為替のドル円が1ドル102円台
  • 円高一服

今日の日経平均株価は15566.83、前日比+243.69(+1.59%)でした。

株価は、前場寄り付きで+200ほどの大幅上昇で始まり、前場では一旦上げ幅を縮小させましたが、その後は回復し、後場ではさらに上昇して一時+300以上の上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高、円高一服が好感され、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、外部環境が一先ず落ち着きを取り戻したとの見方から、投資家心理が改善されて株価が買い戻された事から、上昇の展開となりました。

後場は、前場の流れ及び政策期待などもあり、上げ幅を維持または一時上昇させる展開になりました。

投資家心理が幾分か改善した事、円高一服感から、続伸の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

6月29日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、外部環境の落ち着きや円高一服、さらには政策期待なども手伝ってか上昇しても下落せず、上昇の予想が当たりました。

日経平均株価が節目の15500円台に回復です。

投資家のリスク回避姿勢が和らいできているのかもしれません。

ただ、イギリスショックの影響が依然として残っており、再投票やイギリス国内分裂といった可能性もありえます。

そのため、ショックに対する反騰から、幾分かの経済指標値が回復はするでしょうけども、リスクが燻っている以上、元に戻るのにはどれくらいかは分かりませんが、相当の時間がかかるのではないでしょうか。

また、イギリスやEU関連の報道がされる度に、過敏な反応が出てくる事が十分考えられ、乱高下など荒れる様相を呈するかもしれません。

その点を十分注意して、落ち着くまで静観するか、もしくは少額で売買した方が賢明なのではないでしょうか。