日経平均株価予想(2016年7月1日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(新規失業保険申請件数(前週分)、シカゴ購買部協会景気指数)の予想が少し良い
  • 日本の経済指標(完全失業率 / 有効求人倍率、全国消費者物価指数(コア)(前年比)、東京消費者物価指数(コア)(前年比)、四半期日銀短観-大企業製造業業況判断 / 四半期日銀短観-大企業非製造業業況判断、四半期日銀短観-大企業製造業先行き / 四半期日銀短観-大企業非製造業先行き、日銀短観-大企業全産業整備投資)の予想が少し悪い
  • 為替のドル円が1ドル102円台
  • 円高一服
  • 週末要因

今日の日経平均株価は15575.92、前日比+9.09(+0.06%)でした。

株価は、前場寄り付きで+200近い大幅上昇で始まりましたが、前場では上げ幅を徐々に縮めていき、後場では大引けに近づくにつれて、さらに上げ幅を縮め、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高、円高一服が好感され、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、イギリスショックによる急落から、これまでで+600以上の上げ幅となった事から、高値警戒感が出ており、戻り売りなどが発生しやすい事もあってか、徐々に上げ幅を縮小させていきました。

後場は、前場の流れや明日の日本およびアメリカ経済指標発表を控えている事から、さらに上げ幅を縮めて、前日終値に近づきました。

これまでの反騰から、戻り売りが意識されるものの、円高一服感が続いているようで、続伸の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

6月30日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、外部環境の落ち着きや円高一服などから、上昇の予想が当たりました。

さて、急落に対する反騰にはそろそろ重しがかかってくる頃合いではないでしょうか。

短期的な過熱感も意識され始めてきていますしね。

イギリスショックで損した投資家が多い事から、戻り売りが発生しやすく、上値を目指せるような流れは簡単には作られないでしょう。

大きなきっかけや材料があれば、日経平均株価16000円台も超えるでしょうが、今の所はそれらしいものが見当たりません。

為替にらみの相場が続いていますので、こうした時こそ用心しておいた方がいいのでしょうかね…。