日経平均株価予想(2016年7月7日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(貿易収支、ISM非製造業景況指数)の予想が少し悪い
  • アメリカFOMC議事録公表
  • 今週末はアメリカ雇用統計
  • イタリア大手銀行の不良債権問題が発生
  • 今週末はSQ算出日
  • 為替のドル円が1ドル101円台
  • 円高
  • 原油(WTI)安

今日の日経平均株価は15378.99、前日比-290.34(-1.85%)でした。

株価は、前場寄り付きで-200以上の大幅下落で始まり、前場では徐々に下げ幅を大きくしていき、一時-500以上の下げ幅を見せ、後場では徐々に下げ幅を縮小させ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安、そしてEU経済における先行き不安の広がりから、日経平均株価が大幅下落で始まりました。

前場は、円相場の強含みや原油価格の下落が見られた事、さらにイタリア大手銀行の問題がEU金融機関懸念への波及に繋がるのではないかとの不安から、経済の先行き不透明感が広がった事で、株価が大幅下落しました。

後場は、アジア株の落ち着きもあってか、押し目買いが入った事により、徐々に下落幅を縮小させました。

好材料に乏しく、EU経済の懸念が再燃したものの、円相場や原油価格などに回復の兆候が見られる事から、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

7月6日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、短期的過熱感への警戒や円相場の強含みなどが予想通りであった事に加え、EU懸念からの先行き不安も出てきた事から、下落の予想が当たりました。

EU懸念が出るだけで、イギリスショックの余波のような不安が広がりやすい状況のようで、本日の日経平均株価は大幅下落を見せました。

今週末はSQ算出に加え、アメリカ雇用統計も控えていますから、株価は今週末に向けて恐らく上下に荒れるでしょうね。

アメリカ雇用統計は非常に良い予想が出ていますが、EUの状況が不安定に見受けられるため、引き続き要注意だと思われます。

それにしても、世界経済ってなかなか安定しないもんですね。

安定しないで、不安定なのが世界経済の普通なのかもしれませんが…。