日経平均株価予想(2016年7月14日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(輸入物価指数(前月比 / 前年比))の予想が少し悪い
  • アメリカベージュブック(地区連銀経済報告)-公表
  • 為替のドル円が1ドル104円台
  • 円安

今日の日経平均株価は16231.43、前日比+135.78(+0.84%)でした。

株価は、前場寄り付きで+250近い大幅上昇で始まり、前場ではさらに上昇して一時+350近い上げ幅を見せたものの、その後は下落し、後場では多少上げ幅を回復したものの再び下落し、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前週末のヨーロッパ・アメリカ株高、円安進行から、日経平均株価が前日に続き大幅上昇で始まりました。

前場は、外部環境の落ち着きが良く円安も進んでいる事から、大幅上昇を見せましたが、その後はこれまでの続伸から急ピッチな上昇に警戒感が出ており、利益確保の流れから、上げ幅を徐々に縮めていきました。

後場は、利益確定売りが一服した事で、多少上げ幅を回復したものの、利益確定売りの流れが出ており、上げ幅を縮小させました。

外部環境、政策・経済対策への根強い期待、円相場の弱含みがあるものの、これまでの大幅上昇と利益確定売りの流れが出始めた事から、下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

7月13日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、大型経済対策への期待、円安によるリスクオンムードの予想が当たり、上昇の予想が当たりました。

これまでの急激な続伸で株価は+1300程度の上げ幅を見せ、過熱感も意識されている事から、利益確保の売りが出やすくなってきているようです。

週末辺りは、利益確定売りに圧されて反落するかもしれません。

また、7月末に近づくとアメリカおよび日本企業の決算発表を控えており、決算発表にはイギリスショックからの円相場の強含みによる影響が大きく出ているかもしれない事を承知しておかないといけないでしょう。

下落に対する用心は、そろそろし始めるべきかもしれません。