予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカ経済指標(新規失業保険申請件数(前週分)、フィラデルフィア連銀景況指数、中古住宅販売件数)の予想が少し悪い
- 日本の経済対策の規模が20兆円超になるとの報道
- 為替のドル円が1ドル107円台
- 円安
- 週末要因
今日の日経平均株価は16810.22、前日比+128.33(+0.77%)でした。
株価は、前場寄り付きで+150以上の上昇で始まり、前場ではさらに上昇して一時+250以上となりましたが、その後は上げ幅縮小を見せ、後場でも中頃まで縮小し、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高や円安進行、日本の経済対策規模20兆円超の報道などから、日経平均株価が反騰して始まりました。
前場は、外部要因や円安進行に加え、政策期待がある事から、日経平均株価が上昇しましたが、高値警戒感も意識されており、前引けに向けては日経平均株価の上げ幅が縮小しました。
後場は、短期的な過熱感が意識されており、売り買いが交錯している状況で、一時的にさらに上げ幅を縮小させる場面が見られました。
日本及びアメリカ企業決算が意識され始める頃でもある事から、利益確定売りの流れになりやすいかもしれず、下落の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。
7月21日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、外部環境及び為替の状況が好感される事が予想できていたため、上昇の予想が当たりました。
ただ、日本の経済対策規模20兆円超の報道は全く予想できていませんでした。
現在、日本市場はリスクオンムードではありますが、企業決算ラッシュも近づいてきている事から、一旦の利益確定売りに押されて株価が下落するやもしれません。
昨日、第1四半期の業績を発表した【6506】安川電器の純利益は、前年の同期と比較して半分ちょっとの利益(約41%減)となってしまったようです。
この業績は円高の影響を受けた結果なのは明白ですから、他企業決算においても、こうした業績悪化が投資家にとってどこまで織り込み済みなのか、が焦点となると思われます。
輸出関連企業の決算発表が、一時的に投資家心理の悪化を招く事態に繋がるかもしれません。
今のリスクオンムードが崩れない事を祈るばかりです。