日経平均株価予想(2016年8月1日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(四半期GDP(速報値)(前期比年率)、四半期個人消費(速報値)(前期比)、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値))の予想が少し良い
  • 日銀金融政策決定会合で『追加緩和』を決定
  • 日本の企業決算ラッシュ(7/27~8/12)
  • 為替のドル円が1ドル103円台
  • 円高

今日の日経平均株価は16569.27、前日比+92.43(+0.56%)でした。

株価は、前場寄り付きで-100以上の下落で始まり、前場では一旦+圏に浮上したものの、すぐに小幅に-圏へ沈み、後場では急騰して一時+200近い上げ幅を見せたものの、急落して-300以上の下げ幅を見せ、大引けに向けては+圏に上昇していき、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは日銀の金融政策決定会合の結果発表を明日に控え、様子見ムードから、日経平均株価が小幅な下落しました。

前場は、昼頃の日銀会合発表を控え、様子見ムードが広がっており、ポジション調整売りがやや優勢の状況であったようで、日経平均株価が比較的小さな下落の展開となりました。

後場は、昼頃に日銀会合結果として追加緩和決定が伝わり、一旦+200以上の上げ幅となったものの、決定内容が期待されていたものよりは小さな印象を受けたためか、発表直後は大幅な下落を見せ、その後マイナス金利幅の拡大が無かった事から、金融関連株が買い戻された事により、大引けに向けて-圏から+圏へ浮上しました。

本日発表された日銀会合結果が追加緩和決定で無事通過したものの、企業決算に焦点が移されるであろう事から、下落の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。

7月29日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、日銀会合結果が追加緩和決定となって失望売りが出なかった事から予想が外れ、下落の予想が当たりませんでした。

今回の日銀会合でETF買入れ額を従来の3.3兆円から6兆円へとほぼ倍増させるという追加緩和が決定されたものの、市場の期待を上回るほどのものではなく、小規模にとどまったように感じられたようです。

そのため、一旦の失望売りは大きく出たものの、懸念されていたマイナス金利拡大は見受けられなかった事から、金融関連株を中心に株価が徐々に回復していったようですね。

これで、日銀会合結果がはっきりした事から、次は企業決算ラッシュへ焦点がシフトするでしょう。

企業決算は為替の影響を受けやすいため、円相場のこれまでの強含みを考慮すると、ポジション調整売りがさらに進むかもしれません。

企業決算ラッシュを抜けるまでは、用心する方が良いのではないでしょうか。