日経平均株価予想(2016年9月14日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標はなし
  • アメリカ早期利上げ観測の後退
  • アメリカ株の反騰
  • 為替のドル円が1ドル102円台
  • 円安

今日の日経平均株価は16729.04、前日比+56.12(+0.34%)でした。

株価は、前場寄り付きで+100近い上昇から始まり、前場では上げ幅を縮小させ、前引け付近で一時前日終値を割ったものの、後場では一旦上下の値動きを見せ、大引けに向けては徐々に上昇し、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前週末アメリカの早期利上げ観測が弱まった事を受け、アメリカ株が反騰した事から、投資家心理が多少改善し、日経平均株価は上昇で始まりました。

前場は、アメリカ早期利上げ観測、来週の日本・アメリカ両金融会合に対する先行き不透明感から、円高に少し傾いた事もあり、日経平均株価は上げ幅を縮小させ、前日終値まで下落しました。

後場は、先行き不透明感があるものの、前場の東証株価指数(TOPIX)が-圏で終わった事から、日銀ETF買入れ期待が現れた事で、小幅ながらも上昇する展開を見せました。

アメリカ早期利上げ観測や日本・アメリカ両金融会合が意識されているため、様子見姿勢が出ているものの、円相場が円安にシフトしつつある事から、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

9月13日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、大幅下落に対する反騰が予想通りであった事から、上昇の予想は当たりました。

アメリカ早期利上げ観測が再燃したと思いきや、後退しました。

ブレイナードFRB理事が講演にて「予防的な利上げを迫られる状況ではない」との発言をした事から、9月内利上げ観測が後退したようです。

その結果、アメリカ株が反騰しました。

ただ、利上げ観測の後退はやや円高にする要因になっているようなので、日本市場は非常に読み難い局面です。

日銀及びFOMCについて、発表されるであろう政策が予想しづらい状況になってきており、先行き不安も出てきている事から、売買の小さい状況が続くやもしれません。

今しばらくは、様子見もしくは少額投資するのが良いのかもしれませんね…。