日経平均株価予想(2016年9月23日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(新規失業保険申請件数(前週分)、中古住宅販売件数)はまちまち
  • 今晩はFOMC政策金利発表
  • 日銀金融政策決定会合で「長短金利操作付き、量的・質的金融緩和」の導入を決定
  • 為替のドル円が1ドル101円台
  • 円高一服
  • 明日は祝日(秋分の日)

今日の日経平均株価は16807.62、前日比+315.47(+1.91%)でした。

株価は、前場寄り付きで-50未満の小幅な下落から始まり、前場では徐々に下げ幅を拡げつつも下げ渋りを見せ、後場では徐々に回復しつつ、中頃に大きく荒れた値動き後に急上昇し、大引けで+300以上の上げ幅となり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは本日の日銀金融政策決定会合を控え、様子見姿勢が出ている事から、日経平均株価は小幅な下落で始まりました。

前場は、日銀会合に対する様子見ムードから、日経平均株価は-圏での小動きを見せていました。

後場は、日銀会合への期待から徐々に回復し、上げ幅を小幅に上昇させていましたが、中頃に会合結果の「長短金利操作付き、量的・質的金融緩和」の決定が発表された事で、日経平均株価は乱高下した後に、大幅上昇していきました。

日銀会合は無事通過した事、今晩のFOMC会合では利上げしない可能性が考えられる事から、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

9月21日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、本日発表された日銀会合の予想を失敗した事から、下落の予想が当たりませんでした。

予想…、大外ししました。orz

こんな重要イベントで、予想を外すなんてのは恥ずかしい事この上無いです…。

さて、今回日銀が導入を決定した長短金利操作付き、量的・質的金融緩和というものなんですが、以下のような内容のようです。

現在、以下の3つが行われているようです。

  • 年間約80兆円相当の資産買入れ
  • 平均残存期間7~12年ほどの長期国債と上場株式等リスク性資産の購入
  • -0.1%の政策金利

上記3つを維持しつつ、今回は政策を強化する形で長短金利の操作を行う、以下の2つをさらに導入する事を決めたようです。

  • イールドカーブ(利回り曲線)コントロール…10年物国債金利が概ね0%程度で推移するように長期国債買入れにより長短金利を操作
  • オーバーシュート型コミットメント…物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで資金供給拡大を継続

うーん、何だか難しい内容で私自身もよく分からんです。

マイナス金利を下げる決定をしなかった事から、金融関連株は上昇したようですね。

市場が好感して株価が大きく上昇した事を考えると、無事通過して投資家心理も多少は改善されたのではないか、という事です。

次は、アメリカのFOMC政策金利発表です。

金利をどうするのか不安ですが、現状維持で金利を上げる事は無いのではないか、と思います。

さて、今晩はどうなるでしょうか?