日経平均株価予想(2016年10月6日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(ADP民間雇用者数、貿易収支、ISM非製造業景況指数、製造業受注(前月比))の予想が少し悪い
  • 欧州中央銀行(ECB)が追加緩和の規模縮小を検討
  • 為替のドル円が1ドル102円台
  • 円安
  • 原油(WTI)高
  • ノーベル賞受賞者発表(10/3~)
  • CEATEC JAPAN(10/4~10/7)

今日の日経平均株価は16819.24、前日比+83.59(+0.50%)でした。

株価は、前場寄り付きで+50以上の上昇から始まり、前場では一旦-圏に沈んだ後に徐々に上昇して一時+100ほどの上げ幅を見せ、後場では上げ幅をほぼ維持し、大引けに向けて多少上げ幅を下げ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ株安であったものの、ヨーロッパでの金融緩和の規模縮小観測を受けた事から円安が進み、日経平均株価は上昇で始まりました。

前場は、円相場が円安ドル高に進んでいる事が好感され、日経平均株価の上げ幅を徐々に拡げる展開となりました。

後場は、円安の影響から上げ幅を維持していましたが、アメリカADP民間雇用者数やISM非製造業景況指数などの発表を今晩に控え、大引けに近づくにつれ、日経平均株価の上げ幅を多少縮めました。

アメリカの利上げに関わる経済指標値の発表を今晩に控え、目立った売りや為替への変動が見られない事から、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

10月5日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、ECBの追加金融緩和規模縮小の観測が予想外でしたが、その結果として円安になった事から、上昇の予想が当たりました。

ブルームバーグによると、ECBの緩和規模縮小が検討されているとの情報を受け、ヨーロッパやアメリカで金利が上昇した事から、日本・アメリカ間の金利差が拡大した事で、円安に傾いたそうです。

円相場が円安に落ち着いている事から、これが崩れない限りはそのまま上昇局面が続きそうですね。

いつ崩れるのか怖い所ですが…。

さて、ノーベル物理学賞では日本人の受賞がありませんでした。

次は化学賞ですね。

化学賞で日本人または日本の上場企業で関係のある方が受賞されれば、関連事業を持つ銘柄の株価が上昇またはストップ高になる可能性があります。

化学関連といえば、素材や燃料など化学技術の応用は多岐に渡るため、関連するであろう銘柄を絞るのは、医学生理学賞の場合よりもいささか難しいかもしれません。

はてさて、化学賞の受賞が出るのかどうか、ワクワクですね。