日経平均株価予想(2016年10月20日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(住宅着工件数、建設許可件数)の予想が少し良い
  • 日本経済指標はなし
  • アメリカベージュブック(地区連銀経済報告)公表
  • 今晩はアメリカ大統領選のための第3回テレビ討論会
  • 明日はECB理事会
  • 為替のドル円が1ドル103円台
  • 円高
  • 原油(WTI)高

今日の日経平均株価は16998.91、前日比+35.30(+0.21%)でした。

株価は、前場寄り付きで-50未満の小幅な下落から始まり、前場では前日終値を挟んでの小動きをし、後場では大引けに向けて小幅ながらも上昇が見られ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株高であったものの、中国の7~9月期国内総生産(GDP)などの経済指標値発表を控え、日経平均株価が小幅な下落で始まりました。

前場は、中国経済指標値の発表が3つほど控えていた事から様子見ムードが出ており、日経平均株価は上下に小動きをしていましたが、市場予想と同程度の結果が発表された事から投資家心理の安心感に繋がり、日経平均株価が小幅な+圏に転じました。

後場は、中国経済指標への安心感から、日経平均株価が徐々に小幅な上昇となったものの、今後控える重要な指標値やイベントが意識されているためか、小幅な上昇に留まりました。

中国経済指標値の発表を無事通過したものの、今晩のテレビ討論会や明日のECB理事会などが意識されて売買に繋がらない状況、そしてドル円が円高に進んでいる事から、下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

10月19日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、中国経済指標値が市場予想通りであった事から、上昇の予想が当たりました。

中国の経済指標値発表を無事通過できた事で、中国景気減速の懸念が後退したでしょうから、非常に喜ばしい事だと思います。

次に気になるのは、今晩控えるアメリカ大統領選のためのテレビ討論会と明日のECB理事会ですね。

テレビ討論会に関しては、クリントン候補の優勢は変わらないだろうと思われます。

なので、問題ないだろうと考えています。

問題は、ECB理事会の方ですね。

ECBによる量的緩和策(QE)についてどうなるかが特に気になる所です。

思惑が交錯しているようで、様子を伺う状態になっている模様ですね。

さらには、来週から徐々に日本国内企業の決算発表数が徐々に増えていきます。

なので、持ち株のポジション調整がなされやすいかもしれないので、株価の動向に注意が必要です。

これらの事を考慮すると、今週末に向けては難しい相場になるかもしれないですね。