日経平均株価予想(2016年10月21日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(新規失業保険申請件数(前週分)、フィラデルフィア連銀景況指数、中古住宅販売件数)の予想が少し悪い
  • 日本経済指標はなし
  • アメリカ大統領選のための第3回テレビ討論会で混乱なく無事通過
  • 今晩はECB理事会
  • 為替のドル円が1ドル103円台
  • 円安
  • 原油(WTI)高
  • 週末要因

今日の日経平均株価は17235.50、前日比+236.59(+1.39%)でした。

株価は、前場寄り付きでほぼ前日終値から始まり、前場では急激に上昇し、その後は徐々に上昇を見せ、後場でも徐々に上昇が見られ、+200以上の上げ幅となり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは午前10時から行われるアメリカ大統領選の第3回テレビ討論会を控え、日経平均株価がほぼ前日終値で始まりました。

前場は、景気回復への楽観論と世界的な金利上昇の見方が広がりつつあるとの事から、午前10時を迎えるまでもなく、日経平均株価が徐々に大きく上昇する展開となりました。

後場は、今回のテレビ討論会でトランプリスクが後退したとの受け止めが広がった事から、大引けに向けて日経平均株価がゆっくりと上昇していきました。

今晩のECB理事会の事もありますが、来週からの日本国内決算発表に対する警戒や本日の大幅上昇を考慮すると、下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

10月20日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、ECB理事会への警戒が予想外に無かった事、アメリカ大統領選のテレビ討論会の影響が予想外に大きかった事から、下落の予想が当たりませんでした。

実は、テレビ討論会の実施時刻の事を勘違いしていたんです。

日本時間の前日晩に行われると勘違いしておりました。

実際は、日本時間で午前10時からでした。

ダメダメですね。

まぁ、最後となる今回のテレビ討論会はトランプリスク後退が大きく意識された事から、無事通過と見ていいでしょう。

クリントン候補の優勢は変わらず、アメリカ大統領に女性初の大統領としてクリントン候補が選ばれる可能性が高くなってきました。

なので、アメリカ大統領選絡みでのリスクが意識され、経済が荒れるような展開はまぁないだろうと考えています。

それよりも、問題はECB理事会の方ですね。

ECB理事会による量的緩和策(QE)について観測などの情報が見られないようなので、本日どのような結果が打ち出されるのか心配です。

ECB理事会でどのような内容が発表されるのか注目ですね。