予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカ経済指標(ISM製造業景況指数、建設支出(前月比))の予想が少し良い
- 日本経済指標はなし
- 日銀金融政策決定会合で「現状維持」が決定
- アメリカFOMC政策金利発表(11/3)
- 日本国内企業決算(10/24~)
- 為替のドル円が1ドル104円台
- 円高一服
- 原油(WTI)安一服
今日の日経平均株価は17442.40、前日比+17.38(+0.10%)でした。
株価は、前場寄り付きで-50近い下落から始まり、前場では多少下げ幅を拡げて一時-100近い下げ幅を見せた後、前引けに向けて下げ幅を縮め、後場では一時的に+50近い上げ幅を見せた後に前日終値を挟んでの小動きとなり、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きはアメリカ小幅株安、日銀金融政策決定会合を控えての様子見ムードから、日経平均株価が小幅な下落で始まりました。
前場は、日銀会合に加え、10月の中国製造業PMIを見極めたいとの姿勢が多かったようで、下落が多少進んだものの、中頃に発表された中国PMIが予想を上回った事により、先物に仕掛け的な買いが入った事から、日経平均株価が徐々に下げ幅を縮めました。
後場は、日銀会合の結果が現状維持であった事を受けて失望売りなどが出なかった事から、日経平均株価が一時的に+圏へ小幅な上昇をしたものの、アメリカFOMC政策金利発表や大統領選を控えての様子見ムードから、前日終値を挟んでの小動きでした。
本日の日銀会合を波乱なく無事通過した事から、上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
11月1日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、日銀会合の「現状維持」などを受け、円高が一服して円安気味になる予想が当たり、上昇の予想が当たりました。
とはいっても、日経平均株価が前日終値に近い事もあり、予想の的中はかなり運要素を含む結果だったと思います。
前日終値を挟んでの動きは、どちらに転ぶか分かりませんから、予想が難しいです。
さて、本日の日銀会合は「現状維持」でした。
前回9/21の会合で長短金利操作付き量的・質的金融緩和政策を決めたばかりですから、当然といえば当然ですね。
日銀のETF買入れ期待もいまだ継続中のようで、相場の下支えを担っている模様です。
また、今回の会合で発表された展望レポートにて、物価上昇2%の達成時期を「2018年度頃」に先送りする事を示したようで、これによってマイナス金利拡大が当面回避されるとの見方が出てきました。
それにより、金融株の株価が切り返しを見せるなどの良い影響が出ており、当面はマイナス金利に対する警戒しなくて済むかもしれません。
日銀会合に関しては無事通過したと言ってよいでしょうね。
そして、次は11/3のアメリカFOMC政策金利発表です。
アメリカ四半期GDP関連指標値が予想よりも悪かった事から、利上げに踏み切らない可能性があり、円相場が円高へ進む可能性が出てきました。
今回のFOMCは、為替に大きな影響が出る可能性が高い事から、大きな難所のような気がします。
どうなる事でしょうか…。