日経平均株価予想(2016年11月18日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(住宅着工件数、建設許可件数、消費者物価指数(前月比 / 前年比)、消費者物価指数(コア)(前月比 / 前年比)、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数)の予想が少し悪い
  • 日本経済指標はなし
  • 日銀が初めての指し値オペ(公開市場操作)実施
  • 為替のドル円が1ドル109円台
  • 円安
  • 原油(WTI)高
  • 週末要因

今日の日経平均株価は17862.63、前日比+0.42(0.00%)でした。

株価は、前場寄り付きで-100近い下落から始まり、前場では中頃に+圏へ一旦浮上したものの、後場では再び-圏へ小幅な下げ幅となり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きはアメリカ株安で、円相場も1ドル108円台の円高ドル安に進んだ事が嫌気され、利益確定売りが出た事で、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、円高で利益確定売りが強まった事から日経平均株価が一時-100近い下落でしたが、日銀による指し値オペが実施された事により、日本とアメリカの金利差拡大の思惑で円安になり、日経平均株価が一時的に+圏に浮上する場面が見られました。

後場は、前場の流れを引き継ぎ、円安になっている事から、日経平均株価が下げ幅を拡げることなく、前日終値に近い株価を維持し、大引けではほぼ前日終値となりました。

日銀による指し値オペが初めて実施された事で円高から円安になった事から、買いが進む事が考えられ、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

11月17日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、円安進行の予想が外れたものの、日銀の指し値オペによる円安効果があった事から、上昇の予想が当たりました。

日銀による指し値オペが初めて実施されたようです。

以前から、日本とアメリカの金利差が拡大すると、円安方向に進むと言われていた事から、このオペが実施された事により、さらなる円安期待や思惑が考えられます。

ですが、ロイターなどによれば「1ドル110円を超えるドル高円安は難しい」との見方がある事から、一部の海外ヘッジファンドから利益確定売りが出ているようです。

ドル円が1ドル110円に近づくと、海外勢の利益確定売りに押される可能性があるようですね。

為替の動向には注意した方が良さそうです。