日経平均株価予想(2016年12月2日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(新規失業保険申請件数(前週分)、ISM製造業景況指数、建設支出(前月比))の予想が少し良い
  • 12/2はアメリカ雇用統計
  • 日本経済指標はなし
  • 石油輸出国機構(OPEC)総会で減産合意
  • 為替のドル円が1ドル113円台
  • 円安一服
  • 原油(WTI)高
  • 週末要因

今日の日経平均株価は18513.12、前日比+204.64(+1.12%)でした。

株価は、前場寄り付きで+200以上の上昇から始まり、前場では徐々に上昇して一時+400以上の上げ幅を見せたものの、後場では中頃に大きく上げ幅を縮め、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きはOPEC減産合意がなされた事から、原油高となり、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、原油高となった事で1ドル114円台後半まで円安が進んだ事もあってか、日経平均株価が上げ幅を大きく拡げる展開となりました。

後場は、前場の高値警戒感が広まった事で、多少円高気味になった事から、日経平均株価が中頃に上げ幅を大きく縮小させました。

本日は新規失業保険申請件数などの重要なアメリカ経済指標値及び明日はアメリカ雇用統計の発表を控えているものの、円相場の先安観や先高観が見られる事から、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

12月1日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、原油価格や円相場回復の予想が当たり、上昇の予想が当たりました。

OPEC総会での原油減産合意がなされました。

とりあえず、重要イベントの1つを無事通過と言った所ですね。

次は、アメリカ雇用統計です。

雇用統計の結果が良ければ、アメリカ政策金利の12月利上げ観測が出ると思われます。

ですが、次期トランプ政権との兼ね合いもあるので、本当に利上げとなるかは分かりません。

WSJ(The Wall Street Journal.)によれば、12月の利上げを示唆や要望がFOMC議事録にあるようですね。

なので、個人的には今回発表を控える雇用統計の予想値が良い事から、結果が発表されれば、利上げ観測が強まる可能性が高いと考えています。

はてさて、利上げ観測がどうなるのか、大注目ですね。