日経平均株価予想(2016年12月14日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(輸入物価指数(前月比 / 前年比))の予想が少し悪い
  • 日本経済指標(四半期日銀短観-大企業製造業業況判断 / 四半期日銀短観-大企業非製造業業況判断、四半期日銀短観-大企業製造業先行き / 四半期日銀短観-大企業非製造業先行き、日銀短観-大企業全産業設備投資、鉱工業生産(確報値)(前月比 / /前年比))の予想が良いかもしれない
  • 12/15にアメリカFOMC政策金利発表
  • 為替のドル円が約10か月ぶりに1ドル115円台
  • 円安一服
  • 原油(WTI)高一服

今日の日経平均株価は19250.52、前日比+95.49(+0.50%)でした。

株価は、前場寄り付きで-50未満の小幅な下落から始まり、前場ではさらに下落して一時-100近い下げ幅となるも、徐々に回復して一時的に+圏に上がり、後場では-圏から再度上昇して+100近い上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは円安および原油高の一服感から利益確定売りが出て、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、円安や原油価格の一服感、FOMC政策金利発表を控えての警戒感からか、利益確定売りなどで一時的に下落したものの、先高期待や思惑から押し目買いや買戻し、海外勢の好業績銘柄への買いもあってか、日経平均株価の底堅い値動きで一時+圏へ浮上する場面が見られました。

後場は、日銀ETF買入れ観測があった事から、日経平均株価が-圏から+圏へ浮上してそのまま上げ幅を拡げる展開になりました。

FOMC政策金利発表の重要イベントを前に警戒感があるものの、利上げの予想において市場が織り込み済みである事が考えられるため、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

12月13日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、円安および原油高が一服した事から予想を外したものの、日経平均株価の底堅い値動きや日銀ETF買入れ観測があった事から、結果として上昇の予想が当たりました。

日経平均株価が上がる原因の予想を外しているため、株価自体の予想が当たってもあんまり嬉しくないですね…。

FOMC政策金利発表を控えている場面で、日経平均株価の底堅い値動きを見るに、市場はやはり利上げについては織り込み済みなのではないでしょうか?

アメリカ経済の状況が良い事をここ最近の経済指標値も示していると捉えられているような感じですから、ほぼ確実に利上げとなると考えています。

利上げは0.5%から0.75%への予想値で、利上げした際の新興国に出る影響がちょっと心配ではあります。

そして、来年のトランプ政権との関係から、FRB議長の声明文でどのような事が言及されるのか、注目されるのではないでしょうか?

さて、12月利上げはどうなることでしょうかね?