予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカ経済指標(四半期経常収支、NY連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀景況指数、消費者物価指数(前月比 / 前年比)、消費者物価指数(コア)(前月比 / 前年比)、新規失業保険申請件数(前週分)、対米証券投資収支)の予想が少し良い
- 日本経済指標はなし
- アメリカFOMC政策金利発表で0.5%から0.75%への利上げ決定
- 為替のドル円が1ドル117円台
- 急激な円安
- 原油(WTI)高一服
- 週末要因
今日の日経平均株価は19273.79、前日比+20.18(+0.10%)でした。
株価は、前場寄り付きで+50以上の上昇から始まり、前場ではさらに上昇して一時+150以上の上げ幅を見せるも、その後すぐに上げ幅を縮めて-圏へ沈み込み、後場では-圏から再び上昇を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きはアメリカFOMC政策金利発表の利上げ決定により、円安が急激に進み、日経平均株価が上昇で始まりました。
前場は、アメリカ利上げによる円安進行によって、日経平均株価が一時的に上昇したものの、利上げに対する織り込み切れていない部分への様子見姿勢やアジア市場の株安懸念などから、日経平均株価が上げ幅を縮め、前引けに向けては-圏に沈み込みました。
後場は、日銀ETF買入れや円安による企業の業績改善などの期待や思惑から、日経平均株価が-圏から浮上して、上げ幅を拡げる場面が見られました。
急激な円安進行や日銀ETF買入れなどの期待や思惑から、日経平均株価の下値不安が乏しいと考えられるため、上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
12月15日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、FOMC政策金利発表での利上げ並びに市場の反応も織り込み済みである予想が当たった事から、上昇の予想が当たりました。
アメリカ政策金利がとうとう利上げされましたね。
そして、今後の利上げペースが早まるとの観測から、1ドル117円台後半と急激なドル高円安に進みました。
また、イエレンFRB議長の声明で、次期トランプ政権の政策に応じて利上げシナリオを修正していく可能性を示唆したそうです。
次期政権と敵対的な姿勢を匂わせるような発言が無かったようなので、市場には安心感が出ているかもしれません。
政権の政策内容が具体的に分からない現状では、市場でもどのような姿勢を取るべきか、分からないといった具合だと思います。
政策内容が発表された時に、FOMCを含めて大きな動きが再び起きる可能性が大きいでしょうね。
とりあえず、重要イベントを無事通過と言った所です。
後は、クリスマス休暇で海外勢が徐々に手仕舞いをしていくでしょうから、年末に向けて日経平均株価も乏しい値動きに成り易いと思います。
ただ、年末に向けてはアノマリー「掉尾の一振」があるかもしれませんから、円相場の動向も含めて、日本市場に注目です。
年末に向けて、どうなっていくことやら…。